

LINEモバイルをご検討中のみなさま、こんにちわ。
さて、LINEモバイルには電話ができる音声通話SIMと、データ通信専用のデータSIMがありますが、日々、電話を使う人にとっては、音声通話SIMで即決できると思います。
しかし、そんなに電話をしないという人にとっては、料金の安いデータSIMにしたい、でも、いざという時に電話ができないと困る...、どうしようって、迷っている人も多いと思います。
実は、通話機能のついていないデータSIMでも、IP電話の050アプリを使えば、音声通話SIMよりも安く電話ができちゃうんですよ!
この記事では、下記の内容で、LINEモバイルのデータSIMで通話する方法を分かりやすく解説しています。
- データSIMで通話する方法
- おすすめの050アプリ3選
- データSIMでもっともお得に通話する組み合わせ
ぜひ、参考にしていただき、データSIMでお得に電話をしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
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音声通話SIMとデータSIMではなにが違うの?
まず、基本のところからご説明していきますが、LINEモバイルを始めとする格安SIMには、「音声通話SIM」と「データSIM」の2種類のSIMカードの取り扱いがあります。
そして、この2つのSIMカードの違いは下記の通りです。
音声通話SIM | データSIM | |
通話機能 | ○ | × |
SMS機能 | ○ | ○ |
データ通信 | ○ | ○ |
音声通話SIMとデータSIMの違いは一目瞭然で、ご覧の通り、通話機能があるかないかです。
音声通話SIMは、モバイルデータ通信(3G、4G、LTE)やSMS(ショートメッセージサービス)ができるのに加えて、090や080、070の電話番号で通話をすることができます。
一方、データSIMは、モバイル通信、つまりネットはできますが、090や080、070の電話番号を使った電話はできません。


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音声通話SIMは通話ができる分、料金が高い
同じ料金なら、誰でも、電話もできる音声通話SIMを選びたいところですが、残念ながら、音声通話SIMはデータSIMに比べて料金が高いのです。
データ量 | データSIM | 音声通話SIM |
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
上記は、LINEモバイルの基本プランであるベーシックプランの料金表になりますが、ご覧の通り、どのデータ量も、データSIMより音声通話SIMの方が、500円高いことが分かります。
少しでもスマホ代を安くするためにLINEモバイルに乗り換えるのに、この500円の差は大きいです。

毎日、電話を使う人なら、すんなり音声通話SIMに決められますが、たまに使う人や、あまり使わないけど電話機能は持っておきたいという人には、500円も高い音声通話SIMはもったいないですよね。

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データSIMで通話するなら、050アプリがおすすめ! その特徴3つ!
そんなみなさまにおすすめしたいのが、データSIMを使いながらでも通話ができる、IP電話(インターネット電話)の050アプリなのです。
IP電話とは、インターネット回線を利用した通話方式で、みなさまもよく使っているLINEの音声通話やビデオ通話もIP電話になります。
電話回線を利用した090や080、070での通話なら、LINEモバイルの音声通話SIMを選ぶ必要がありますが、インターネット回線を利用するIP電話なら、データ通信専用のデータSIMでも通話ができます。
そのIP電話の中でも、050の電話番号が持てるのが050アプリとなり、標準の通話アプリやLINEと同じく、050アプリで通話ができます。


特徴① 050の電話番号が持てるから、発信だけではなく着信も受けられる
050アプリは、050の電話番号を持てるので、固定電話や携帯電話に電話をかけるだけではなく、相手に電話番号が通知されるので、折り返しの電話を受けることもできます。

LINEの音声通話は、無料で電話がかけられますし、電話を受けることもできますが、LINEのともだちに限られます。
また、LINE Out(旧、LINE電話)は、一般の固定電話や携帯に電話ができますが、発信専用なので、電話をかけてもらうことができません。

特徴② 通話料金が安い! 標準アプリの半分以下の通話料でかけられる
そして、050アプリの通話料は安いです。
30秒当たりの通話料 | 10分電話した場合の通話料 | |
標準アプリ | 20円 | 400円 |
いつでも電話アプリ | 10円 | 200円 |
050アプリ | 8円~ | 160円 |
通常、どこの格安SIMでも、スマホに元から入っている標準の通話アプリで電話をかけると、大手携帯会社の30秒20円の高い通話料がかかります。
LINEモバイルの音声通話SIMを利用する人は、「いつでも電話アプリ」から発信することで、通常の半額の30秒10円で電話がかけられるようになります。
しかし、050アプリならもっと安くて、30秒8円から電話をかけることができるので、仮に10分間の電話をした場合には、かなり料金差が出てきます。


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特徴③ 留守番電話や着信拒否など、充実の機能が無料で使える
そして、050アプリは、留守番電話や着信拒否など、とても便利な機能が無料で使えます。
ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | au回線 | |
留守番電話 | 月額300円 保存20件 保存期間72時間 |
無料 保存30件 保存期間72時間 |
月額300円 保存99件 保存期間1週間 |
迷惑電話ストップ | 無料 最大30件 |
月額100円 最大20件 |
月額100円 最大30件 |
上記は、LINEモバイルの回線別の留守番電話と着信拒否のオプション表ですが、ソフトバンク回線では留守番電話は無料、ドコモ回線では着信拒否が無料で使えますが、その他は有料になります。
しかし、ほとんどの050アプリでは、留守便電話や着信拒否は標準の機能として無料で使えます。


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安心、充実の機能を備えた、おすすめの050アプリ3選!
それでは、いくつかある050アプリの中から、おすすめの050アプリを3つ、ご紹介させていただきます。
まずは、ざっと3社の比較をさせていただき、その後に、それぞれの特徴、おすすめポイントをご紹介します。
SMARTalk | 050 Plus | LaLa Call | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額基本料 | 無料 | 300円 | 100円 |
通話料 (固定電話) |
8円/30秒 | 8円/3分 | 8円/3分 |
通話料 (携帯電話) |
8円/30秒 | 16円/1分 | 8円/30秒 |
通話料 (国際電話) |
8円/30秒 32ヶ国、一律 |
国による アメリカ9円/1分 中国29円/1分、等 |
国による アメリカ6円/1分 中国26円/1分、等 |
留守番電話 | ○ | ○ | ○ |
着信拒否 | ○ | × | ○ |
通話録音 | ○ | × | × |
転送電話 | ○ | × | ○ |
どの050アプリも、プッシュ通知で着信が可能なので、アプリをバックグラウンドで起動しておく必要がなく、バッテリーの消耗を抑えることができます。
留守番電話については、音声ファイルをメールに添付して送ることができるので、メールから無料でメッセージを聞くことができます。
通話中にミュートやスピーカー、保留にもできますし、支払方法はクレジットカードの後払いなので、前持ってお金をチャージしておく必要はありません。


おすすめの050アプリ① 月額料金が無料、通話録音もできる「SMARTalk」
SMARTalkは、楽天コミュニケーションズが運営する050アプリで、実は私も使っていて、とてもおすすめです。
SMARTalkの特徴
- 月額基本料が無料
- 通話料は一律、30秒8円
- 留守番電話も無料
- 指定電話・非通知電話の着信拒否も無料
- 通話録音も可能
- スマホの標準アプリの電話帳から発信可能
- よく使う通話相手を写真入りで登録できる
- 着信音を変更可能
- Bluetoothヘッドセット利用可能
- 支払方法はクレジットカードのみ
他の050アプリと違って、SMARTalkは月額料金が無料なので、電話をかけなければ料金は発生しません。

通話が始まると、この通り、ミュートやスピーカー、保留にできるのをはじめ、通話を録音できるのはSMARTalkだけです。
そして、留守番電話にメッセージがあれば、音声ファイルが添付されたメールが届くので、赤枠の音声ファイルをタップすればメッセージが聞けます。
わざわざ、留守番電話を聞くために電話をかける必要がないので、手間も省けますし、メッセージを聞く時の通話料もかかりません。

他の050アプリは、固定電話へは3分8円の通話料のところが多い中、SMARTalkは30秒8円なので、国内への電話には向きません。
支払い方法についてはクレジットカードのみとなりますが、楽天銀行とスルガ銀行のデビットカードは使えます。
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おすすめの050アプリ② 安心のNTTグループが運営する「050 plus」
050 plusは、安心のNTTコミュニケーションズが運営する050アプリです。
050 plusの特徴
- 月額利用料は300円
- 通話料は固定電話へは3分8円、携帯へは1分16円
- 留守番電話が無料で使える
- 着信拒否設定はない
- 標準アプリからも発信可能
- 着信音を変更可能
- メッセージ機能で画像や動画も送れる
- 好きな050の電話番号が選べる
- 支払方法はクレジットカード
- フリーダイヤルで問い合わせができる
050 plusは、毎月300円の月額料金がかかるので、LINEモバイルを検討している人にとっては、音声通話SIMにした場合の+500円よりは安いですが、お得感は薄れます。

留守番電話は、SMARTalkと同じように音声ファイルを添付したメールが送られてくるので便利です。

他の050アプリにないサービスとしては、提示される10個の電話番号の中から選ぶか、下4桁の番号を指定するかで、好きな050の電話番号を決めることができます。
また、フリーダイヤルで問い合わせができるのも、NTTグループが運営する050 plusの強みです。
おすすめの050アプリ③ 留守番電話や着信拒否も使える「LaLa Call」
LaLa Call(ララコール)も、安心の関西電力系の大手電気通信事業者、オプテージ(旧、ケイ・オプティコム)が運営する050アプリです。
LaLa Callの特徴
- 月額基本料は100円
- 通話料は固定電話へは3分8円、携帯へは30秒8円
- 留守番電話が無料で使える
- 着信拒否も無料で使える
- 転送設定もできる
- 電話帳アプリと同期ができる
- 着信音を変更可能
- メッセージ機能でや画像や動画、スタンプも送れる
- 支払方法はクレジットカード
- チャットでオペレーターさんに問い合わせができる
オプテージはmineoも運営しているので、mineoの利用者(eo光も)は月額料金が無料になります。
LINEモバイルのユーザーにとっては、月額料金の100円がかかってくるので、月額料金が無料のSMARTalkの方が気軽に使えるかもしれません。

機能については、SMARTalkと同じようにとても充実していて、留守番電話も無料で使えますし、050 plusでは使えない着信拒否や転送電話も使えます。
また、SMARTalkはメールでの問い合わせになりますが、LaLa Callはチャットでオペレーターさんにリアルタイムで問い合わせができるので、とても便利です。

050アプリの注意点4つ!
それでは、050アプリの注意点を4つ、解説します。
- 050の電話番号は、迷惑電話と思われる可能性がある
- 110番や119番、0120等には電話ができない
- 通話品質が不安定になることがある
- データ通信量が消費される→ データ消費量の目安はこんな感じ
とても便利な050アプリですが、注意点もしっかりと理解していただき、使っていただければと思います。
注意点① 050の電話番号は、迷惑電話と思われる可能性がある
03などの市外局番からかかってきたり、090や080、070の携帯から電話がかかってきたら、これらの電話番号は見慣れているので不信感も湧きませんよね。
しかし、050の電話番号から電話がかかってくると、050が安全なIP電話だという認知度が少ないので、怪しい電話、迷惑電話、勧誘の電話と思われて、電話に出てもらえない可能性があります。

050の電話番号は通話料も安くて取得しやすいので、実際に営業の電話や勧誘の電話など、業者も使っていることが多いです。
050の電話番号を取得したら、あらかじめ、周りの人にお知らせしておけば、電話に出てもらえると思います。

注意点② 110番や119番、0120等には電話ができない
050アプリからは、110番や119番などの緊急電話には電話をかけることができません。

また、0120のフリーダイヤルや0570のナビダイヤルにも、電話がかけられない050アプリが多いです。

ちなみに、緊急電話をかけるには、「緊急通報ナビ」というアプリを使えば、110番にはかけられませんが、最寄りの警察署に050アプリを使って電話をかけることができます。
「緊急通報ナビ」(app atore / google play)をインストールし、タップすると、このように現在地周辺の警察署が表示されます。
新宿駅からもっとも近い、左上の赤丸の警察署マークをタップすると。
この通り、新宿警察署の情報がポップアップで開くので、IP電話である「VoIP」をタップすると、自動で050アプリが立ち上がり、新宿警察署に発信することができます。
データSIMの場合は「TEL」を押してもかけることができず、また、050アプリをスマホにインストールしていないと「VoIP」をタップしてもかけられませんので、050アプリのインストールが必須です。


注意点③ 通話品質が不安定になることがある
050アプリはインターネット回線を利用したIP電話なので、通信の混雑状況等により、通話品質が不安定になることがあります。
これは、LINEの音声通話やビデオ通話、LINE Outも同じです。

その通りで、以前はそのようなこともありましたが、技術が格段に進歩したことにより、今は音質もとてもクリアになり、電話回線を使ったLINEモバイルの音声通話SIMと比べても、ほとんど分からない程です。

注意点④ データ通信量が消費される → データ消費量の目安はこんな感じ
050アプリはIP電話なので、通話をするとデータ通信量が消費されます。
しかし、消費されるデータ量はそれほど多くありません。
050アプリ | データ消費量(1分間の通話) |
SMARTalk | 187.5~960KB |
050 plus | 約250KB |
LaLa Call | 約277KB |
上記は、各、050アプリの公式サイトに記載された、1分間の通話で消費するデータ量の目安になりますが、いずれもざっくり、1分間で250KBほどのデータ量です。

10分間の通話で2.5MB(2,500KB)ですので、LINEモバイルのもっとも安い、月額600円のデータSIMの500MBのデータ量でも、33時間も通話できるので、ほぼ、データ量は気にせずに通話ができます。

発信だけで良いなら、さらに通信料の安いLINE通話やLINE Outがおすすめ!
最後に、さらにお得に電話をかける方法をご紹介して、この記事を終わらせていただこうと思います。
その方法は、LINEの音声通話や発信専用のLINE Outで電話をかける方法です。


- LINEのともだち → LINEで無料で電話
- 固定電話や携帯 → LINE Outで格安で電話
親しいお友だちやご家族とは、もう、LINEの音声通話やビデオ通話でタダで電話をしていると思います。
一方、LINEでは電話ができない一般の固定電話や携帯へは、050アプリよりもLINE Outの方が安いです。
通話方法 | 通話料 |
LINE Out (コールクレジット) |
固定:3円 / 1分 携帯:14円 / 1分 |
LINE Out (30日プラン) |
固定:2円 / 1分 携帯:6円 / 1分 |
LINE Out Free | 広告視聴で無料 (1日5回まで) |
SMARTalk 050plus LaLa Call |
固定:8円 / 3分 携帯:16円 / 1分 |
※ 30秒単位のものは1分に換算して記載、SMARTalkの固定電話への通話料は1分当たり16円になります。
LINE Outの30日プランは驚くほどに安いですが、30日間の縛りがあるので、有効期間が180日間のコールクレジットの方が使い勝手が良く、コールクレジットでも050アプリより安いです。

また、LINE Outは全国300万以上の公共施設やお店に無料で電話ができますし、回数や通話時間に制限はありますが、一般の固定電話や携帯に無料で電話ができるLINE Out Freeもあります。
発信はLINEやLINE Outを利用し、着信に月額料金が無料のSMARTalkを利用すれば、マックスでお得に通話をすることができます。

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みなさま、お疲れさまでした。
さて、この記事では、電話機能がないデータSIMで、IP電話の050アプリを使って通話する方法を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

それでは最後に、この記事のポイントをおさらいさせていただきます。
- 050アプリはインターネット回線を使ったIP電話なので、データSIMでも通話できる
- 050アプリは050の電話番号を持てるので、発信だけでなく着信もできる
- 050アプリは通話料も安く、留守電や着信拒否など充実の機能もある
- LINEやLINE Outで発信、SMARTalkで着信がもっとも安く通話できる組み合わせ
ビジネスで使う場合は、090や080の電話番号の方が良いケースがありますが、プライベートで普通に使う分には、050の電話番号でも問題はありません。
電話番号にこだわりがなければ、音声通話SIMより「データSIM & 050アプリ」の方がお得に通話ができますので、参考にしていただければと思います。

そして、ぜひ、LINEモバイルでお友だちやご家族と素晴らしいコミュニケーションを図っていただき、安く快適にスマホを使っていただければと思います。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
LINEモバイルはとっても素晴らしい格安SIMですよ!
ぜひ、LINEモバイルにお申し込みいただき、ご家族やお友だちと「LINEモバイルで Let's Communication!」なさって下さいね!

