

LINEモバイルとエキサイトモバイル、どっちにしようかと迷っておられる皆さま、こんにちわ。
さて、エキサイトモバイルと言いますと、検索エンジンやポータルサイト、光回線やプロバイダサービスなど、多方面にサービスを展開するエキサイトが運営する格安SIMです。
「3GBまで」とか「5GBまで」という風に通信量の上限が決まった料金プランが多い中、エキサイトモバイルでは使ったデータ量の分だけを支払う料金プランがあり、データ量を無駄にする事がないと大変な人気を博しています。
一方、LINEモバイルと言いますと、ご存じの通り、8,000万人以上もの日本人が使っているという、日本で最もよく使われているSNSとして知られるLINEが運営する格安SIMです。
LINEを始め、TwitterやFacebook、Instagramの人気のSNS使い放題のサービスがあり、そこにソフトバンクの資本も加わり、今、格安SIMの中でも最も勢いのある格安SIMです。
そんな中、共に特色のあるサービスが売りで、大変に人気のあるLINEモバイルとエキサイトモバイルですので、どちらが自分に合っているのかと迷われている方も多いと思います。
そこでこの記事では、LINEモバイルとエキサイトモバイルを全11項目に渡って徹底的に比較をさせて頂き、皆さまの格安SIM選びのお役に立てればと考えております。
- 利用できる回線の比較
- 料金の比較
- キャンペーンの比較
- 通信速度の比較
- 通話料金の比較
- データ量を節約するサービスの比較
- セット購入できるスマホの比較
- サポートの比較
- 支払方法の比較
- 縛りの期間と違約金の比較
- お子さま向けサービスの比較
とにかく徹底的に比較をしておりますので、ちょっと長い記事になっておりますが、この記事さえお読み頂きましたら、LINEモバイルとエキサイトモバイルの特徴や違い、メリットやデメリットが分かり、どちらがご自身に最適かがハッキリ分かると思います。
もし、全部を読むお時間がない場合は、是非、気になる比較項目だけでも目次から移動をして頂き、是非、ご参考にして頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較① 利用できる回線
それでは早速、LINEモバイルとエキサイトモバイルの比較に入らせて頂きますが、まず1つ目は、利用できる回線の比較です。
以前と比べますと、他回線に乗り換えるのも簡単に出来るようになりましたが、やはり、多くの種類のキャリア回線の取り扱いのある格安SIMの方が、手間なく乗り換える事が出来ますので楽ちんです。
LINEモバイル | エキサイトモバイル |
|
|
まずLINEモバイルですが、LINEモバイルはマイネオと同じく、ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線のキャリアすべての回線のサービスを提供する、トリプルキャリアの格安SIMです。
キャリアすべての回線を取り扱っていてどんなメリットがあるかと言いますと、どのキャリアからの乗り換えでも、お使いのスマホをそのまま使えますので、煩わしい事もなく簡単に乗り換えられる事ができます。
ドコモからLINEモバイルのドコモ回線、ソフトバンクからLINEモバイルのソフトバンク回線、auからLINEモバイルのau回線であれば、お使いのスマホのSIMカードを差し替えるだけですぐに使えますので、本当に簡単です。

一方、エキサイトモバイルはドコモ回線のサービスのみを提供しています。
ドコモからの乗り換えであれば、SIMカードを差し替えるだけで利用できますが、auやソフトバンクからの乗り換えの場合は、SIMカードを差し替えるだけでは利用する事ができず、お使いのスマホをSIMロック解除しなければいけません。
auもソフトバンクも、契約中はMy auやMy softbankでネットで無料でして頂く事ができますが、解約した後は店舗でのみの受付となり、有料(3,000円)になってしまいますので、注意をする必要があります。

利用できる回線の比較のまとめ
- LINEモバイルはドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線のすべてのキャリアのサービスを提供。
- LINEモバイルは、どこのキャリアからでも、スマホそのまま、SIMカードを挿し替えるだけで乗り換える事ができる。
- エキサイトモバイルはドコモ回線のサービスを提供。
- エキサイトモバイルは、ドコモからは簡単に乗り換える事ができるが、auとソフトバンクからはSIMロック解除が必要。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較② 料金
それでは次に、LINEモバイルとエキサイトモバイルでどちらを選ぶかに当たり、とても重要度の高い料金の比較をさせて頂こうと思います。
まずは、皆さまに両社の料金プランを簡単にご説明をさせて頂こうと思います。
両社のプランがどのようなプランなのか、あらかじめご存じ頂きました方が、実際の料金の比較をさせて頂く時に、より正確にご判断頂き、どちらがお得かご理解を頂けると思いますので、少々、お付き合い下さい。


LINEモバイルの料金プラン
容量 | データSIM | データSIM (SMS付き) |
音声通話SIM |
---|---|---|---|
1GB | 月額500円 | 月額620円 | 月額1,200円 |
※ au回線は仕様の関係で「データSIM」の提供がありません。 |
データフリー対象サービス
(音声通話+トーク+画像・動画の送受信+タイムライン)
容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
3GB | 月額1,110円 | 月額1,690円 |
5GB | 月額1,640円 | 月額2,220円 |
7GB | 月額2,300円 | 月額2,880円 |
10GB | 月額2,640円 | 月額3,220円 |
データフリー対象サービス
(音声通話+トーク+画像・動画の送受信+タイムライン)
(タイムライン+画像付きツイート+ツイート+ダイレクトメッセージ)
(タイムライン+画像・動画投稿+コメント+お知らせ表示)
(タイムライン+画像・動画投稿+アクティビティ+ダイレクトメッセージ)
容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
3GB | 月額1,810円 | 月額2,390円 |
5GB | 月額2,140円 | 月額2,720円 |
7GB | 月額2,700円 | 月額3,280円 |
10GB | 月額2,940円 | 月額3,520円 |
データフリー対象サービス
(音声通話+トーク+画像・動画の送受信+タイムライン)
(タイムライン+画像付きツイート+ツイート+ダイレクトメッセージ)
(タイムライン+画像・動画投稿+コメント+お知らせ表示)
(タイムライン+画像・動画投稿+アクティビティ+ダイレクトメッセージ)
(音声・通話の視聴+歌詞・文章の閲覧+音楽の保存+楽曲の検索)
※ 3つのタブを切り替えることで、画面も切り替わります。
LINEモバイルの料金プランは、シンプルでありながらも、より多くの方のご希望に沿えるよう、選択肢を多く設けられた料金プランです。
回線 |
|
基本プラン |
|
SIMタイプ |
|
データ容量 |
|
ご覧の通り、3種類の回線、3種類のプラン、3種類のSIMカード、そして5種類のデータ容量からご希望のものを選んで頂く事で、皆さまにピッタリなプランが完成します。
ちなみにSIMカードのタイプについては、キャリアの場合は、電話もネットもできるSIMカードが一般的ですが、LINEモバイルでは、電話とネットの音声通話SIMとは別に、ネット専用のデータSIM、ネット+SMSのデータSIM(SMS付き)が選べます。
キャリアから電話番号そのままで乗り換える場合は、電話とネットの音声通話SIMをお選び頂く事になりますし、電話はLINEでするから090の電話番号はいらないという方は、ネット専用のデータSIMをお選び頂く事になります。
また、ネット専用のデータSIMにはSMSの機能が付いたSIMカードもありますが、ショートメッセージだけではなくSMS認証をする場合には、SMS機能の付いたSIMカードが必要になりますので、データSIM(SMS付き)を選んで頂く事になります。


また、LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+の3つの基本プランの選び方については、データ消費なしに使えるデータフリーの対象サービスの違いで決める事が出来ますが、データフリーはLINEモバイルの最も特色のあるサービスですので、以下で簡単に説明をさせて頂きます。
LINEモバイルのデータフリーで人気のSNSが使い放題!
LINEモバイルのデータフリーとは、プランによって、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICを使いたい放題に使えるサービスです。
データフリーとは
対象サービスのデータ通信量(コミュニケーションフリープランでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebook⋅Instagramのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
また、通信速度制限がかかったとしても、データフリー対象サービスであれば制限がかからず、ずっと高速通信で利用することが可能です。
上記は、LINEモバイル公式サイトに記載された「データフリー」のご説明ですが、例えば、皆さまが大手キャリアで3GBのデータ量を契約しているとして、LINEとInstagramで2GBのデータ量を使用しますと、当初3GBあったデータ量は1GBに減ってしまいますよね。

そうですよね。普通は減りますよね。
しかしLINEモバイルでは、コミュニケーションフリーとMUSIC+プランでは、LINEとInstagramはデータフリーの対象サービスになりますので、これらのSNSで2GBを使ったとしても、使ったデータ量はカウントされず、当初3GBのデータ量は3GBのままで減りません。
LINEモバイルではすべてのプランでLINEがデータフリーで使い放題ですし、最も人気のコミュニケーションフリープランでは、4つのSNSが使い放題になります。
料金プラン | データフリー対象サービス |
LINEフリープラン | ![]() |
コミュニケーションフリー | ![]() ![]() ![]() ![]() |
MUSIC+プラン | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
また、データフリーのもう1つの特徴は、仮にデータ量を使い切ってゼロになってしまった時、通常は速度制限がかかって低速になるのですが、データフリー対象サービスは高速通信のままでサクサクと使い続ける事ができます。

エキサイトモバイルの料金プラン
さて、エキサイトモバイルの料金プランも、非常にシンプルで分かりやすいです。
回線 |
|
基本プラン |
|
SIMタイプ |
|
データ容量 |
|
エキサイトモバイルの基本プランは、毎月使った分だけをお支払いする「最適料金プラン」と、毎月一定額をお支払いする「定額プラン」の2つだけです。
SIMカードのタイプは、基本はデータ通信専用SIMになり、090や080、070での電話番号での通話が必要な場合は、+700円で音声通話機能のオプションを、SMS機能が必要な場合は、+140円でSMS機能のオプションを加算します。
データ容量については、最適料金プランは、低速通信のみの無制限のデータ量から、100MB、500MB、1GB以降は1GB単位で15GBまで使った量だけのお支払いになりますし、定額プランは0MBから50GBまで10種類のデータ量を選択する事ができます。


参考までに、各プランの料金表は下記の通りです。
「最適料金プラン」の料金表
「最適料金プラン」は非常に面白いプランで、毎月、使った分の高速データ通信量に応じて、毎月の料金が決まるタイプの料金プランです。
使用データ量により細かく料金が設定されていますので、無駄も少なく、余分な支出を抑えて節約したい方におすすめのプランです。

ちなみに3枚コースとは、1契約で3枚のSIMカードで利用するコースになりまして、ご家族でシェアする場合に利用するコースです。
エキサイトモバイルでは1契約で5枚までのSIMカードが利用できますが、4枚目、5枚目に関しては、1枚に付き390円の追加料金が必要となります。


「定額プラン」の料金表
この「定額プラン」は、LINEモバイルのプランと同じように、毎月の使用できる高速データ通信量を決める事で、毎月、一定の料金を支払うタイプの料金プランです。
料金を気にする事なく利用する事ができますし、使い切れなかったデータ量は翌月に繰り越せるので安心です。

高速データ量が「0MB」というのは、「最適料金プラン」の「低速通信のみ」と同じで、ずっと200Kbpsの低速通信ながら、データ量の消費なしに使えるプランです。


「最適料金プラン」と「定額プラン」の料金の比較
エキサイトモバイルの2つのプランですが、この2つはどっちが安いんだ、どっちの方がお得なんだと疑問に思われた方もいらっしゃると思いますので、共通のデータ量だけ比較をしてみました。
1枚コース
最適料金プラン | 定額プラン | |
1GB | 660円 (-10円) |
670円 |
2GB | 770円 (±0円) |
770円 |
3GB | 880円 (-20円) |
900円 |
4GB | 1,150円 (-20円) |
1,170円 |
9GB | 2,200円 (-50円) |
2,250円 |

3枚コース
最適料金プラン | 定額プラン | |
1GB | 1,180円 (-80円) |
1,260円 |
2GB | 1,340円 (-110円) |
1,450円 |
3GB | 1,550円 (-130円) |
1,680円 |
4GB | 1,780円 (-200円) |
1,980円 |
9GB | 2,380円 (-80円) |
2,460円 |

という事で、エキサイトモバイルの「最適料金プラン」と「定額プラン」は、ほんの少しだけ「最適料金プラン」の方が料金が安く設定されています。
LINEモバイル vs エキサイトモバイルの料金比較
それでは、少し前振りが長くなりましたが、LINEモバイルとエキサイトモバイルの料金の比較をさせて頂こうと思います。


音声通話機能付きのSIM
LINEモバイル | エキサイトモバイル | ||
料金プラン | コミュニケーションフリープラン (音声通話SIM) |
最適料金プラン (1枚コース) |
定額プラン (1枚コース) |
データ量 | 3GB | 3GB | 3GB |
月額料金 | 1,690円 | 880円 | 900円 |
オプション料金 | ー | 700円 | 700円 |
合計 | 1,690円 | 1,560円 (-130円) |
1,600円 (-90円) |
SMS機能付きのSIM
LINEモバイル | エキサイトモバイル | ||
料金プラン | コミュニケーションフリープラン (データSIM(SMS付き)) |
最適料金プラン (1枚コース) |
定額プラン (1枚コース) |
データ量 | 3GB | 3GB | 3GB |
月額料金 | 1,110円 | 880円 | 900円 |
オプション料金 | ー | 140円 | 140円 |
合計 | 1,110円 | 1,020円 (-90円) |
1,040円 (-70円) |
データ通信専用SIM
LINEモバイル | エキサイトモバイル | ||
料金プラン | LINEフリープラン (データSIM) |
最適料金プラン (1枚コース) |
定額プラン (1枚コース) |
データ量 | 1GB | 1GB | 1GB |
月額料金 | 500円 | 660円 (+160円) |
670円 (+170円) |
データ通信専用のSIMカードに付きましては、LINEモバイルでは1GBのプランにしかありませんので、1GBのデータ量で比較をさせて頂きました。
ご覧の通り、データ通信専用SIMカードの場合は、LINEモバイルの方が安くなりましたが、音声通話機能が付いたSIMカードと、データSIMにSMS機能が付いたSIMカードでは、エキサイトモバイルの方が安くなるという結果になりました。


その通りで、LINEモバイルでは、コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、Instagramの4つのSNSが使い放題になりますので、これらSNSを使わない方はエキサイトモバイルがお得になりますが、SNSを利用なさる方ならLINEモバイルの方がお得になると思います。
料金の比較のまとめ
- LINEモバイルの料金プランはシンプルで分かりやすく、SNS使い放題のサービスが魅力的。
- エキサイトモバイルの料金プランもシンプルで分かりやすく、使った分だけ支払う「最適料金プラン」が新鮮。
- 単純な料金比較ではエキサイトモバイルの方が安い。
- LINEモバイルのSNS使い放題を含めて比較をすると、SNSを利用している人はLINEモバイルの方がお得。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較③ キャンペーン
それでは次に、LINEモバイルとエキサイトモバイルのキャンペーンの比較をさせて頂きます。
格安SIMでは、月々の料金を割引したり、キャッシュバックなど、新規の顧客を獲得するために多彩なキャンペーンを開催している所も多く、このキャンペーンの内容によっては、LINEモバイルとエキサイトモバイルのお得度が逆転する可能性もありますので、要・チェックのポイントです。


LINEモバイルの開催中のキャンペーン(2020年12月現在)
- 対象のSNS使い放題 最大2ヶ月0円!/月〜キャンペーン
- 最大7,000円相当もらえる!ラッキーセブンキャンペーン
※ ここでは、料金の割引に関わるキャンペーンのみをご説明させて頂きます。
(1)対象のSNS使い放題 最大2ヶ月0円!/月〜キャンペーン
ベーシックプランの3GB以上、且つ、SNSデータフリーかSNS音楽データフリーの契約で、下記の2つが、2ヶ月間、最大無料になります。
- ベーシックプランの月額料金
対象:ベーシックプランの3GB以上の契約 - データフリーオプションの料金
対象:SNSデータフリーかSNS音楽データフリーの契約
(2)最大7,000円相当もらえる!ラッキーセブンキャンペーン
音声通話SIMの3GB以上のお申し込みで、SIMカードのみのお申し込みなら7,000円相当か3,000円相当、端末のセット購入なら1,000円相当のLINE Pay残高かLINEポイントがもらえます。
①と②のキャンペーン、そしてエントリーパッケージを併用すると、最大で15,640円も得しますので、詳細は下記をご確認ください。
関連記事
エキサイトモバイルの開催中のキャンペーン(2020年6月現在)
現在、エキサイトモバイルで新規お申し込みをされたお客様を対象に開催されているキャンペーンは、この「格安SIMスタートキャンペーン」のみになります。
- 初期登録手数料(3,000円)が無料
- SIMカード発行手数料(394円/枚)も3枚まで無料
キャンペーンの特典は上記の2つになりますが、残念ながら、LINEモバイルのキャンペーンの様な月々の料金が安くなったり、キャッシュバックはありません。
また、初期登録手数料が無料になる特典に関しては、LINEモバイルでもエントリーパッケージを利用したり、招待URLからのお申し込みで無料になります。
SIMカード発行手数料については、LINEモバイルではこの割引はありませんので、この分に関してはお得になります。


ココに注意
キャンペーン情報は随時更新されますので、直近の状況は「エキサイトモバイル公式サイト」でご確認下さい。
キャンペーンの比較のまとめ
- LINEモバイルでは、かなりお得なキャンペーンが2つ開催させている。
- 一番人気のコミュニケーションフリーの音声通話SIM、3GBのお申し込みで、合計9,030円もお得になる。
- エキサイトモバイルでは、月額料金が安くなったり、キャッシュバックのキャンペーンは開催されていない。
- エキサイトモバイルでは、SIMカード発行手数料が無料になる事で、最大1,182円、お得になる。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較④ 通信速度
それでは次に、LINEモバイルとエキサイトモバイルの通信速度の比較をさせて頂きます。
どれだけ月額料金が安くても、どれだけ充実したサービスがあっても、ネットに繋がらなかったり、とても遅くてストレスが溜まるようですと問題ですので、是非、この通信速度についてもチェックなさって頂きたいと思います。
グラフが表示されない場合は、「キャッシュの削除」「ページを再読み込み(更新 )」をすれば表示されます。
さて、このグラフは、大手キャリアと格安SIMの通信速度を表したグラフになります。
上の方に位置する通信速度の速い3本は、ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社のグラフになり、下の方に位置するキャリアよりも遅い通信速度の4本が、グリーンの線のLINEモバイルのドコモ回線の通信速度を含む、格安SIMの通信速度のグラフになります。
残念ながら、ここにエキサイトモバイルの通信速度のグラフの記載はありませんが、参考までに、有名どころのマイネオや楽天モバイル、IIJmioの通信速度のグラフを記載させて頂きました。
エキサイトモバイルの通信速度も、大方、格安SIM4社と大差のない通信速度と考えて頂きまして大丈夫です。


この通信速度の比較の箇所で、是非とも皆さまにご説明をさせて頂きたい事は、LINEモバイルやエキサイトモバイルなどの格安SIMの通信速度も、普段は全くキャリアと遜色なく、サクサクと使って頂ける事です。
YouTubeを高画質で視聴したり、データ量をたくさん消費する様なオンラインゲームなどをする場合はキャリア並みの通信速度が必要ですが、普通の解像度でYouTubeを見たり、普通のスマホの使い方であれば、5Mbps程の通信速度が出ていればストレスなくスマホを使って頂く事ができます。


しかし、格安SIMの欠点は、お昼休みや夕方から夜にかけての帰宅ラッシュ時など、多くの方が一斉にスマホを使う時間帯には、回線が混雑してネットに繋がりにくくなってしまう事です。
ですので、LINEモバイルとエキサイトモバイルとの通信速度の比較はそれほど気になさらないでも大丈夫ですが、この点だけはご注意頂く必要がありますし、1日中、どの時間帯でもサクサクと高速通信が必要な方は、格安SIMは難しく、キャリアをお使い頂いた方が安全です。
ただし、LINEモバイルはソフトバンクの子会社である事から、LINEモバイルのソフトバンク回線は他の2つの回線よりも高速で通信が安定していますので、速度重視の方はLINEモバイルのソフトバンク回線がおすすめです。
通信速度の比較のまとめ
- LINEモバイルとエキサイトモバイルとでは、格安SIMの通信速度はそれほど大差がないと思って頂いて大丈夫。
- 格安SIMは大手キャリアよりも通信速度が遅いが、普段使いでは体感的にキャリアと同じようにサクサク使える。
- 格安SIMのデメリットは、お昼休みやアフター5の通信が混雑する時間帯に遅くなってしまう事。
- LINEモバイルはソフトバンクの子会社に付き、LINEモバイルのソフトバンク回線は速くて安定している。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑤ 通話料金
次に、LINEモバイルとエキサイトモバイルの通話料金の比較をさせて頂きます。
データ通信専用のSIMカードをご検討中の方には、この比較は該当しませんので読み飛ばして頂くとしまして、音声機能、つまり090や080、070の電話番号で電話ができるタイプのSIMカードをご検討中の皆さまは、この比較も大事だと思います。
電話かけ放題の比較も合わせて比較をさせて頂きますので、ご参考になさって下さい。
LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
基本の通話料 | 30秒20円 | 30秒20円 |
専用アプリ利用時の通話料 | 30秒10円 (いつでも電話) |
30秒10円 (エキモバ電話) |
電話かけ放題 | 880円 (10分以内) |
690円 (3分以内) |
国外通話 | - | 30秒10円 |
LINEモバイルもエキサイトモバイルも、スマホに元から入っている通話アプリで発信しますと、30秒で20円の高い通話料がかかってしまいます。

しかし、LINEモバイルの「いつでも電話」アプリ、エキサイトモバイルの「エキモバ電話」アプリで電話をかける事により、その半額の30秒10円で電話をかける事ができます。

そして、共に電話かけ放題のオプションも準備されていますが、LINEモバイルでは10分間の電話かけ放題で880円の所、エキサイトモバイルでは3分以内のかけ放題が690円で提供されています。
共に時間を超過した分は、30秒で10円の通話料がかかりますが、エキサイトモバイルは、超過時間が10分までの通話料は無料になります。


コスパ的にはLINEモバイルの方がお得感がありますが、それでも、長電話はまったくなさらない方には、エキサイトモバイルの3分かけ放題は190円も安いので魅力的です。
また、日本から海外によく電話をなさる方は、エキサイトモバイルは32ヶ国に1律、30秒10円で電話をかける事ができますのでとても魅力的だと思います。


通話料金の比較のまとめ
- LINEモバイルもエキサイトモバイルも、専用アプリを使う事で10円/30秒で電話ができる。
- LINEモバイルは10分以内のかけ放題で880円、エキサイトモバイルは3分以内のかけ放題で690円。
- エキサイトモバイルでは「エキモバ電話」から発信する事で国外通話も10円/30秒で通話ができる。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑥ データ量を節約するサービス
それでは引き続きまして、LINEモバイルとエキサイトモバイルのデータ量を節約するサービス、また、データ量を有効活用する事ができるサービスを比較させて頂きます。
サービス | LINEモバイル | エキサイトモバイル |
データ量を節約 | データフリー | 高速データ通信ON/OFF バースト転送 |
データ量の繰り越し | ○ | 最適料金プラン:× 定額プラン:○ |
データ量をシェア | データプレゼント | 3枚コース |
既に、LINEモバイルの「データフリー」やエキサイトモバイルの「3枚コース」についてはご説明をさせて頂いておりますので、エキサイトモバイルの「高速データ通信ON・OFF」と「バースト転送」の機能を簡単にご説明をさせて頂き、シェアで利用する場合の料金の比較をメインでご説明させて頂きます。
エキサイトモバイルの「データ量を節約するサービス」
「高速データ通信ON/OFF」のサービスは、エキサイトモバイルのマイページで操作できる機能で、高速データ通信をOFFにしますと低速にはなりますが、高速データ通信料は消費されませんのでデータ量の節約ができます。
「バースト転送」のサービスは、低速通信時に、通信しはじめの一定量を高速通信できる機能で、テキストメインのサイトであれば数秒で読み込みが完了しますので、ストレスなく快適に使う事ができます。


尚、データ量の繰り越しについては、「定額プラン」の場合は翌月に繰り越す事ができますが、「最適料金プラン」は翌月に繰り越す事ができません。
LINEモバイルの「データプレゼント」
LINEモバイルの「データプレゼント」のサービスは、LINEモバイルの利用者同士でデータ量を贈り合えるサービスです。
例えば、ご家族のどなたかがデータ量を使い切ってしまった場合、他のご家族でデータ量に余裕のある方がいらっしゃれば、データ量をあげる事ができますし、逆に、ご自身がデータ量を使い切ってしまった場合は、他のご家族からデータ量をもらう事ができます。

LINEモバイルでは、データ量を追加で購入する事もできますが、500MBで500円とかなり割高になりますので、いつでも無料でデータ量をあげたりもらったりできる「データプレゼント」はとても便利です。

LINEモバイルとエキサイトモバイルのシェア比較
LINEモバイルは「データプレゼント」という機能で、エキサイトモバイルは「3枚コース」というプランでデータ量を共有(シェア)する事ができますが、ここでは、シェアする場合の両社のお得度を比較させて頂きます。
- ご夫婦2人で利用する場合
- ご家族4人で利用する場合


ご夫婦2人で利用する場合
ご夫婦2人で利用する場合の比較は、下記の通りの条件とさせて頂きます。
- ご夫婦2人とも音声機能付きのSIMカード
- データ量は合計6GBのデータ量をシェア
本来なら、同じ条件で比較をするには、エキサイトモバイルの定額プランで比較をしなければいけませんが、同じデータ量がありませんので、最適料金プランで比較をさせて頂きます。
LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
基本プラン | 1,690円×2 (コミュニケーションフリー) (音声通話・3GB) |
1,950円 (最適料金プラン) (3枚コース・6GB) |
オプション | ー | 700円×2 (音声通話機能) |
合計 | 3,380円 | 3,350円 (-30円) |
ご夫婦2人で利用する場合の比較は、30円の差でエキサイトモバイルの方が安くなりましたが、その上で、LINEモバイルはご夫婦2人とも、LINE、Twitter、Facebook、Instagramがデータフリーで使い放題になりますので、LINEモバイルの方がお得という事になります。


ご家族4人で利用する場合
ご家族4人で利用する場合の比較は、下記の通りの条件とさせて頂きます。
- ご夫婦2人とも音声機能付きのSIMカード
- お子さま2人は小学生なのでデータ通信専用のSIMカード
- データ量は合計10GBのデータ量をシェア
この比較も、エキサイトモバイルの定額プランで比較をしたい所ですが、同じデータ量がありませんので、最適料金プランで比較をさせて頂きます。
LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
基本プラン (ご主人さま) |
2,220円 (コミュニケーションフリー) (音声通話・5GB) |
2,540円 (最適料金プラン) (3枚コース・10GB) |
基本プラン (奥さま) |
1,690円 (コミュニケーションフリー) (音声通話・3GB) |
ー |
基本プラン (子供2人分) |
500円×2 (LINEフリープラン) (データSIM・1GB) |
ー |
オプション | ー | 700円×2 (音声通話機能) |
追加サービス | ー | 390円 (追加SIM1枚) |
合計 | 4,910円 | 4,330円 (-580円) |
ご家族4人で利用する場合は、エキサイトモバイルが580円も安くなりました。


しかし、ご家族での連絡はやはりLINEですると思いますので、仮に、データフリーで1人当たり500MB分を利用すると、家族4人で2GBがデータフリーの恩恵に預かれる事になり、LINEモバイルのご主人様のデータ量は5GBから3GBに減らす事が出来ます。
コミュニケーションフリーの5GBの2,220円から3GBの1,690円を引きますと530円安くなりますので、比較としましてはほぼ同じという事になり、それ以上、データフリーを利用するほどLINEモバイルがお得になって行く事になります。

ちなみに、エキサイトモバイルの最適料金プランは、例えば当月、9.1GBのデータ量を使った場合は、10GB分の料金を支払う事になり、しかし、0.9GB分のデータ量は翌月に繰り越せません。
例えば、月末近くになって8.9GBを使っている状態だとしたら、9GBを超えない様にネットの利用をセーブする事になるかも知れませんし、家族の誰かがネットを使った事で9.1GBになってしまったら、10GB分の料金を払わなければなりません。
一方、LINEモバイルの場合は、4人合わせて、当月9.1GBしか使わなかった場合は、余った0.9GBのデータ量は翌月に繰り越せる事になります。

データ量を節約するサービスの比較のまとめ
- LINEモバイルはデータフリーのサービスでデータ量を節約する事ができる。
- エキサイトモバイルは、高速データ通信ON/OFFの機能でデータ量を節約しながらも、バースト転送でテキストメインのサイトなら快適に見れる。
- LINEモバイルはデータ量を繰り越す事ができ、エキサイトモバイルの定額プランも繰り越す事ができるが、最適料金プランは繰り越せない。
- シェアで利用する場合の料金比較は、単純な比較ではエキサイトモバイルが安いが、データフリーを含めるとLINEモバイルの方がお得な事が多い。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑦ セット購入できるスマホ
次に、LINEモバイルとエキサイトモバイルのスマホ比較をさせて頂きます。
今お使いのスマホを乗り換え先でも使われる場合は、この比較は該当しませんので読み飛ばして頂くとしまして、乗り換えと同時にスマホも購入しようかとご検討中の方には大事なポイントだと思いますので、是非、チェックなさって頂ければと思います。


LINEモバイルで販売中のスマホ一覧(2020年12月現在)
LINEモバイルでは、iPhoneが1種類、androidスマホが14種類、タブレットが2種類、ルーターが2種類、販売されています。

ココに注意
販売状況は刻々と変わりますので、直近の状況は「LINEモバイル公式サイト」でご確認下さい。
エキサイトモバイルで販売中のスマホ一覧(2020年6月現在)
エキサイトモバイルでは、iPhoneのは中古が2機種(iPhone7とSE)、androidスマホが11種類、タブレットが2種類、そしてルーターが1種類、販売されています。

ココに注意
販売状況は刻々と変わりますので、直近の状況は「エキサイトモバイル公式サイト」でご確認下さい。
取り扱い数の比較
端末の種類 | LINEモバイル | エキサイトモバイル |
iPhone | 1種類 | 2種類(中古) |
androidスマホ | 16種類 | 11種類 |
タブレット | 2種類 | 2種類 |
ルーター | 2種類 | 1種類 |
販売している端末数では、少しだけLINEモバイルが上回っていますが、エキサイトモバイルも豊富なandroid端末の機種を取り扱っています。
同じ機種の取り扱いが多いので、LINEモバイルとエキサイトモバイルとでどちらの方が安く販売しているのか、よーくチェックしてご検討下さい。。

セット購入できるスマホの比較のまとめ
- 販売されているandroidスマホの取り扱い数では、LINEモバイルの方が豊富に取り扱っている。
- LINEモバイルはソフトバンクの子会社なので、正規ルートのiPhone6sが販売されている。
- 共通して販売されているスマホの価格比較では、ほぼ互角で共に頑張っている。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑧ サポート
さて、料金の安さやサービスの充実度は、間違いなく格安SIMを選ぶ際の重要な要素になりますが、いざ、申し込んだ後に、使い勝手や手続きで分からない事などが出てきた時に、サポート体制が整っているかも非常に気になる所だと思います。

という事で、LINEモバイルとエキサイトモバイルのサポートの比較をさせて頂きます。
LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
サポート体制 |
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LINEモバイルのサポート体制
チャット(オペレーター) | 10:00~19:00 |
チャット(AI) | 24時間 |
電話 | 10:00~19:00 |
LINEモバイルのサポート体制で特徴的なのは、やはりLINEが運営している格安SIMですので、LINEのトークを使った「いつでもヘルプ」という問い合わせ方法です。
簡単な質問でしたら、365日24時間対応のAI(人口知能)がLINEモバイルの用語集やFAQから適切な回答を導き出してくれます。
また、説明が必要な質問であれば、午前10時から午後7時までオペレーターさんに直接、質問をする事ができます。
LINEのトークを使った問い合わせ方法ですので、現状の説明の際などに、スクリーンショットなどをアップして問い合わせができますので、文章で説明するよりも圧倒的に楽です。


また、LINEモバイルでは、全国の3,000店舗以上の家電量販店にLINEモバイル取り扱い店舗があり、その内、即日受け渡し可能な店舗が600店以上もあります。
基本的には契約をするお店になりますが、空いている時でしたら対面で相談に乗ってくれる事もあります。
エキサイトモバイルのサポート体制
チャット(オペレーター) | 10:00~18:00 (年末年始除く) |
チャット(自動応答) | 24時間 |
電話 | 10:00~18:00 (年末年始除く) |
エキサイトモバイルのサポート体制も、基本的なサポート体制は整っていまして、チャットボットによるサポート、電話によるサポート、メールによるサポートになります。
ご契約中のサービスに関する質問には、チャットボットの自動応答で答えて頂けますし、電話窓口も設けられています。
新規でのお申し込みに対しての質問には、オペレーターさんが直接、対応して頂けますので、細かい質問もできますし、不安を払拭するまで丁寧に質問に答えて頂けます。
エキサイトモバイルのチャットも、画像を添付する事が可能ですので、スクリーンショットなどをアップして質問する事で、文章入力が大幅に減りますので便利です。
一点、エキサイトモバイルのサポートの残念な所は、受付時間が午後6時までで、日中、お仕事をなさっておられる方からしますと、ちょっと短いです。


サポートの比較のまとめ
- LINEモバイルもエキサイトモバイルも、チャット、電話と一般的なサポートが完備されている。
- LINEモバイルのカスタマーセンターのサポートは、午後7時までと少し営業時間が短い。
- エキサイトモバイルのカスタマーサービスセンターは、午後6時までともっと短い。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑨ 支払方法
それでは次に、LINEモバイルとエキサイトモバイルの支払い方法の比較をさせて頂きます。
いざ、申し込みを始めた段階で、考えていたお支払い方法では申し込みが出来ないとなりますと、申し込むテンションも下がってしまいますので、あらかじめ、事前にチェックしておかれる事をおすすめ致します。
LINEモバイル | エキサイトモバイル |
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さて、まず結論を申し上げますと、LINEモバイルでは、クレジットカードの他に「LINE Pay カード」というお支払い方法で現金で支払う事ができますが、エキサイトモバイルはクレジットカードのみのお支払い方法となります。


ここでは、クレジットカードをお持ちでない方でも申し込みができる、LINEモバイルの「LINE Pay カード」でのお支払い方法についてご説明をさせて頂きます。
LINEモバイルのお支払い方法
LINEモバイルのお支払い方法は、クレジットカードの他、「LINE Pay カード」という、銀行の口座振替のように支払って頂くお支払い方法があります。
つまり、LINEモバイルでは、クレジットカードをお持ちでない方でも、利用して頂く事ができる格安SIMです。
LINE Pay カードでのお支払い方法をご説明させて頂くに当たり、まずは、その基本のLINE Payのご説明が必要になりますが、LINE Payとは、SUICAや楽天Edyと同じ様にスマホでピッとお支払いができる、LINE版のプリペード型の電子マネーになります。


そしてLINE Pay カードとは、LINE Payのお支払い方法の一つになりますが、見た目はクレジットカードのJCBと提携したプリペードカードになりまして、LINEモバイルのお支払い方法に「LINE Pay カード」を設定する事で、「LINE Pay」にチャージされた残高からお支払いがなされます。
そして、LINE Payに銀行を登録し、オートチャージの設定をする事で、LINE Payの残高が少なくなると自動的に現金がチャージされますので、毎月、LINEモバイルの料金をLINE Payにチャージする必要もなく、まるで銀行の口座振替の様にお支払いをする事ができます。
LINE版の電子マネーであるLINE Payは、誰でも簡単にLINEアプリから登録する事ができますし、LINE Pay カードはプリペードカードですので、クレジットカードの様な審査もなく、お子さまでも作る事が出来ます。
お支払い方法の比較のまとめ
- LINEモバイルは、クレジットカードをお持ちでない人でも利用する事ができる。
- LINEモバイルは、クレジットカードでのお支払い方法の他、「LINE Pay カード」で現金で支払う事ができる。
- エキサイトモバイルのお支払い方法はクレジットカードのみとなり、クレジットカードをお持ちでない人は使えない。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑩ 縛りの期間と違約金
LINEモバイルとエキサイトモバイルの比較も残すは2つとなりましたが、それでは、解約をする時の事、最低利用期間と契約解除料について比較をさせて頂きます。
皆さまは今からお申し込みをなさる訳ですが、お申し込み後、より魅力的な携帯会社が出て来た時に、すぐに乗り換える事ができるのか、タダで乗り換えが出来るのかはとても大事なポイントです。


LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
最低利用期間 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
契約解除料 | 1,000円 | 9,500円 |
さて、まず、皆様にご理解を頂きたい事は、LINEモバイルもエキサイトモバイルも、SMS機能付きを含むデータ通信専用のSIMカードをご利用の場合は、最低利用期間も契約解除料もありませんので、いつでも無料で解約する事ができます。

最低利用期間と契約解除料の設定がありますのは、共に、090や080、070の番号で電話ができる音声通話機能付きのSIMカードになります。

そして、LINEモバイルもエキサイトモバイルも、最低利用期間は12ヶ月間になりますが、正確には下記の通りです。
LINEモバイルの最低利用期間
利用開始日から起算し、利用開始日を含む月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日まで
エキサイトモバイルの最低利用期間
対象となるSIMの開通月の翌月1日から12ヶ月間です。
ここまでは条件が同じですが、大きく違うのが、最低利用期間中に解約する場合に支払わなければいけない契約解除料、つまり違約金になりまして、LINEモバイルは1,000円の所、エキサイトモバイルは9,500円も払わないと解約ができません。


2019年10月1日以降、電気通信事業法が改正された事により、多くの格安SIMが縛りや違約金の規定を緩和しましたが、LINEモバイルも契約解除料が9,800円から1,000円になりました。
しかし、エキサイトモバイルでは以前と変わらぬ違約金のままになりまして、9,500円の違約金ではそうそう簡単には乗り換える事はできず、ユーザーの乗り換えを阻害する事になり、旧態依然とした非常に厳しい縛りとなっています。
縛りの期間と違約金の比較のまとめ
- LINEモバイルもエキサイトモバイルも、データ通信専用のSIMカードの場合、いつでも無料で解約できる。
- LINEモバイルもエキサイトモバイルも、最低利用期間は12ヶ月間。
- 契約解除料については、LINEモバイルは1,000円だが、エキサイトモバイルは9,500円。
- 最低利用期間の経過後は、共に、無料で解約する事ができる。
LINEモバイル vs エキサイトモバイル 比較⑪ お子さま向けサービス
それでは、最後の比較としまして、LINEモバイルとエキサイトモバイルのお子さま向けサービスの比較をさせて頂きます。
最近は、小学生のお子さまでもスマホを持つようになりましたが、小さいお子さまに持たせるスマホは、お子さまの安全面も含めてしっかりと考える必要があります。
そこでここでは、重要なポイントである毎月の料金と、お子さまをインターネットの危険から守るフィルタリングアプリの比較をさせて頂きます。
LINEモバイル | エキサイトモバイル | |
最安の料金 | LINEフリープラン 500円/1GB |
最適料金プラン 500円/低速無制限 |
フィルタリングアプリ | i-フィルター(月額無料) | i-フィルター(月額360円) |


最安の料金比較
お子さまのスマホに限らず、親御さまのスマホも安いに越した事はないのですが、お子さまのスマホは、安くて且つ、必要最低限の機能が必要になります。

最安の料金については、LINEモバイルもエキサイトモバイルも共に500円になりますが、その機能面はどうなのか、比較をしてみます。
LINEモバイルの500円プラン
LINEモバイルの500円プランはLINEフリーのデータSIMになります。
大人の方のスマホであれば通話機能も必要ですが、小さなお子様はご家族との通話がほとんどですので、090や080、070の電話番号は必要なく、LINEなどができるデータ通信専用のSIMカードで十分です。

データ容量は1GBで大人の方のスマホでは少ないですが、お子さまのスマホには、多すぎず、少なすぎずの適量です。
そして何より、このLINEモバイルの500円プランはLINEが使い放題になる事が一番のメリットです。

最近は、ご家族間の連絡はLINEでなさる事が多く、LINEモバイルではLINEがデータフリーですので、トークや無料通話だけではなく、顔を見てのビデオ通話も、どれだけしてもデータ量は減らずに使い放題です。
また、データ量を使い切ってしまいますと、通常は低速の通信制限がかかってしまいますが、データフリー対象のLINEは、データ量がゼロになっても高速で使い続ける事ができます。
エキサイトモバイルの500円プラン
エキサイトモバイルの500円プランは、最適料金プランの「低速通信のみ」のデータ通信専用SIMになります。
LINEモバイルと同様、お子さまスマホに090や080、070の番号での通話は必要ありませんので、データ通信専用のプランで大丈夫です。
また、低速通信のみのプランになりますので、YouTubeを見たり、オンラインゲームはできませんので、スマホに夢中になって勉強が疎かになる事はありません。

ただ、ずっと200Kbpsの低速通信ですので、ずっとYouTubeは見れない状態ですので、たまには息抜きで、お子さまにも楽しくスマホを使わせる意味では可哀そうかも知れません。

200Kbpsの通信速度と言いますと、通信制限がかかった時の低速の通信速度になりますので、ご家族間の連絡であるLINEも、トークなら可能ですが、ビデオ通話はほぼ難しいと思いますし、無料通話も音質が悪くなる可能性があります。
フィルタリングアプリ
お子さまにスマホを持たせるに当たっては、変なサイトは見ないだろうか、SNSで変な大人と出会わないだろうか、スマホばっかりで勉強しなくなったらどうしよう、などなど、親御さまとしましては心配の種も尽きません。
そんな時に欠かせないのが、怪しいサイトをブロックしたり、怪しいアプリを使わせない様にする事ができるフィルタリングアプリです。
LINEモバイルもエキサイトモバイルも、フィルタリングアプリは一番のシェアを誇る、デジタルアーツ社の「i-フィルター」を採用していますので、まずは、お子さまをインターネットの危険から守る事ができますのでご安心ください。
「i-フィルター」は 怪しいサイトをブロックしたりなどの基本的な機能だけではなく、どんな言葉で検索をしているのか、お子さまは今どこにいるのか、あるいは、スマホの利用時間を制限したり、利用状況をメール通知する機能まで満載されています。

「i-フィルター」の詳細は参考記事をご覧頂くとしまして、LINEモバイルとエキサイトモバイルの比較という観点では、エキサイトモバイルは有料の360円のオプションにしている一方、LINEモバイルは無料ですので、LINEモバイルの方がお得です。
マイネオや楽天モバイル、IIJmioなど他の格安SIMもほとんどが「i-フィルター」を採用していますが、LINEモバイル以外はすべて有料にしていますので、エキサイトモバイルは普通で、LINEモバイルが思い切ったサービスをしてくれている事になります。

お子さまお1人ならまだしも、2人、3人いらっしゃるご家庭からしますと、少しでも安い方が有難いので、これだけ優れたフィルタリングアプリを無料で使えるようにしているLINEモバイルは素晴らしいです。
LINEモバイルとエキサイトモバイルを徹底比較、まとめ!
皆さま、お疲れ様でした。
かなり詳細にLINEモバイルとエキサイトモバイルを比較して来ましたので、かなり長い記事になってしまいましたが、それぞれの特徴、メリットやデメリットについてはご理解を頂けたのではないかと思います。
LINEモバイルは、やはり何と言ってもSNSが使い放題のデータフリーが一番の特徴で、SNSを利用しておられる方は大きな恩恵を受けられるのではないかと思います。

一方、エキサイトモバイルの方も、使った分だけ料金を支払うというエキサイトモバイルだけの面白いプランがあり、1GB単位で料金が区切られてますので、スマホ代を節約したい方には打ってつけのプランです。

共に人気のある格安SIMですので、なかなかスッと決める事は難しいと思いますが、是非、この記事も参考にして頂きながら、皆さまにピッタリなプランを選んで頂ければと思います。
そして、快適にスマホを使って頂き、ご家族やお友だち、大切な方々と素晴らしいコミュニケーションを図って頂ければと思います。
最後までお読み下さいまして、有難うございました。
よろしくお願いいたします。
LINEモバイルはとっても素晴らしい格安SIMですよ!
ぜひ、LINEモバイルにお申し込みいただき、ご家族やお友だちと「LINEモバイルで Let's Communication!」なさって下さいね!

