

LINEモバイルとOCNモバイルONEと、どちらが自分に向いているのかとお悩み中の皆さま、こんにちわ。
さて、OCNモバイルONEと言いますと、もう名前からもお分かりの通り、プロバイダーとしても有名なOCNのNTTコミュニケーションズがサービスを提供している格安SIMですよね。
NTTコミュニケーションズは、1997年のNTT(旧、日本電信電話)の再編で、NTTからインターネット・サービス・プロバイダ事業を受け継いだ会社です。
そんな、通信業界で20年以上もの歴史を誇っている会社が、満を持して2013年にサービスを開始したのがOCNモバイルONEですので、とても信用のおける安心の格安SIMになります。
一方、LINEモバイルと言いますと、国内で8,100万人以上、毎日利用している人は約7,000万人もいるという(2019年6月末時点)、言わずと知れたLINEがサービスの提供を始め、そこにソフトバンクの資本提携も加わった新進気鋭の格安SIMですよね。
当初、2016年にドコモ回線のサービスでスタートしたLINEモバイルですが、2018年にソフトバンク回線、2019年にはau回線のサービスも開始し、たった2年半でキャリアすべての回線を取り扱うトリプルキャリアの格安SIMになりました。
勢いのある格安SIMらしく、LINEが使い放題のサービスや、太っ腹なキャンペーンも開催して、とても人気のある格安SIMです。
この記事では、歴史と信用のあるOCNモバイルONEと、勢いのある新進気鋭のLINEモバイルを、下記の全11項目で徹底比較をさせて頂き、皆さまの格安SIM選びのお手伝いをさせて頂ければと思っています。
- 利用できる回線の比較
- 料金の比較
- キャンペーンの比較
- 通話料金の比較
- 通信速度の比較
- データ量を節約するサービスの比較
- セット購入できるスマホの比較
- サポートの比較
- 支払方法の比較
- 縛りの期間と違約金の比較
- お子さま向けサービスの比較
とにかく徹底的に比較をしていて、ちょっと長い記事になっておりますので、お忙しい皆さまは、興味のある比較の部分だけでも、目次から進んで頂き、ご参考にして頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較① 利用できる回線
それでは、まずは体を慣らして頂く意味でも、軽い比較、LINEモバイルとOCNモバイルONEとで、利用できる回線の比較から始めさせて頂きます。
ずばり、両社で利用できる回線は以下の通りです。
LINEモバイル | OCNモバイルONE |
|
|
冒頭でもご説明をさせて頂きましたが、LINEモバイルはキャリアすべてのドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線を取り扱っている一方、OCNモバイルONEはドコモ回線のみの取り扱いとなっています。

以前は、SIMロック解除の規定も厳しかった為、この取り扱っている回線は重要なポイントでしたが、2019年10月にauとソフトバンクも解約後でもSIMロック解除ができる様になりましたので、ドコモ回線だけのOCNモバイルONEにも簡単に乗り換える事ができる様になりました。

しかしやはり、auやソフトバンクを使っている人も、LINEモバイルの同じ回線のサービスなら、スマホをそのままでSIMカードを挿し替えるだけで使えますので、一切、手間がかからずに楽ちんです。
「利用できる回線」のまとめ
- LINEモバイルはどこから乗り換えても、同じ回線ならスマホがそのまま使える。
- OCNモバイルONEは、ドコモからの乗り換えなら、スマホをそのまま使える。
- auやソフトバンクからOCNモバイルONEへ乗り換えるには、SIMロック解除が必要。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較② 料金
それでは、皆さまが最も興味をお持ちであろう、この記事でのメインの比較、料金の比較に移らせて頂こうと思います。

しかし、いきなり比較をしましても、しっかりとご理解を頂けないと思いますので、まずは比較の前に、LINEモバイルとOCNモバイルONEの料金プランをざっとご紹介させて頂こうと思います。

LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルの料金プランは、とてもシンプルで分かりやすいものになります。
料金プラン |
|
SIMカードのタイプ |
|
データ容量 |
|
LINEモバイルの料金プランは、ご自身のご希望に合う「料金プラン」「SIMカードのタイプ」「データ容量」を選んで頂く事により、結果的にプランが決定します。

容量 | データSIM | データSIM (SMS付き) |
音声通話SIM |
---|---|---|---|
1GB | 月額500円 | 月額620円 | 月額1,200円 |
※ au回線は仕様の関係で「データSIM」の提供がありません。 |
データフリー対象サービス
(音声通話+トーク+画像・動画の送受信+タイムライン)
容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
3GB | 月額1,110円 | 月額1,690円 |
5GB | 月額1,640円 | 月額2,220円 |
7GB | 月額2,300円 | 月額2,880円 |
10GB | 月額2,640円 | 月額3,220円 |
データフリー対象サービス
(音声通話+トーク+画像・動画の送受信+タイムライン)
(タイムライン+画像付きツイート+ツイート+ダイレクトメッセージ)
(タイムライン+画像・動画投稿+コメント+お知らせ表示)
(タイムライン+画像・動画投稿+アクティビティ+ダイレクトメッセージ)
容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
3GB | 月額1,810円 | 月額2,390円 |
5GB | 月額2,140円 | 月額2,720円 |
7GB | 月額2,700円 | 月額3,280円 |
10GB | 月額2,940円 | 月額3,520円 |
データフリー対象サービス
(音声通話+トーク+画像・動画の送受信+タイムライン)
(タイムライン+画像付きツイート+ツイート+ダイレクトメッセージ)
(タイムライン+画像・動画投稿+コメント+お知らせ表示)
(タイムライン+画像・動画投稿+アクティビティ+ダイレクトメッセージ)
(音声・通話の視聴+歌詞・文章の閲覧+音楽の保存+楽曲の検索)
※ 3つのタブを切り替えることで、画面も切り替わります。
尚、3つの料金プラン(LINEフリー・コミュニケーションフリー・MUSIC+)の内、どれを選ぶかに付きましては、LINEモバイルにはデータフリーと言うサービスがあり、3つの料金プランではデータフリーの対象サービスが異なりますので、そのデータフリー対象サービスを選択する事で料金プランも決まります。
データフリーの事をご存知ない皆さまに、データフリーの事を簡単にご説明させて頂きます。
LINEモバイルのデータフリーとは
データフリーとは
対象サービスのデータ通信量(コミュニケーションフリープランでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebook⋅Instagramのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
また、通信速度制限がかかったとしても、データフリー対象サービスであれば制限がかからず、ずっと高速通信で利用することが可能です。
上記は、LINEモバイル公式サイトに記載されている、データフリーについての説明になります。
例えば、大手キャリアや他社の格安SIMで3GBのデータ量を契約しているとしまして、LINEで1GBのデータ量を使いますと、当初の3GBのデータ量は2GBに減ってしまいます。

しかし、LINEモバイルではLINEは全プランでデータフリーになりますので、いくら使ってもデータ量は減らず、当初の3GBのデータ量は3GBのままで減りません。

料金プラン | データフリー対象サービス |
LINEフリープラン | ![]() |
コミュニケーションフリー | ![]() ![]() ![]() ![]() |
MUSIC+プラン | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
LINEモバイルでは、ご覧の通り、それぞれのプランによってこれだけのサービスが、いくら使ってもデータ量が減りません。
ですので、これらのサービスを利用して本来なら消費していた筈のデータ量を、他のサービスの利用に回す事もできますし、データ量が余ってしまう様でしたら、一つデータ量の少ないプランに変更してスマホ代を安くする事も出来ます。


OCNモバイルONEの料金プラン
それでは、OCNモバイルONEの料金プランをご説明させて頂きます。
まずは、下の料金表をご覧下さい。
コース | データ通信専用SIM | SMS対応SIM | 音声対応SIM |
110MB/日 (3.3GB/月) |
900円 | 1,020円 | 1,600円 |
170MB/日 (5.1GB/月) |
1,380円 | 1,500円 | 2,080円 |
3GB/月 | 1,100円 | 1,220円 | 1,800円 |
6GB/月 | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GB/月 | 2,300円 | 2,420円 | 3,000円 |
20GB/月 | 4,150円 | 4,270円 | 4,850円 |
30GB/月 | 6,050円 | 6,170円 | 6,750円 |
OCNモバイルONEの料金プランも、3つのSIMカードのタイプと、7つのデータ量のコースから、お好みのものを選んで頂く事ができます。
OCNモバイルONEのプランの面白い所は、LINEモバイルと同じ、1ヶ月で3GBや10GBまでというデータ量だけではなく、1日に110MBまでや170MBまでの「日単位」のデータ量の選択ができる事です。

これら「日単位」のコースは、1日に利用できる通信容量が決まっていて、そのデータ量を使い切ると速度制限がかかり、しかし翌日には速度制限が解除されますので、また110MBや170MBに達するまで高速での通信ができるという事になります。
3GB/月など1ヶ月単位のデータ量のコースは、やみくもに使ってしまうと月の途中でデータ量を使い切ってしまい、通信制限がかかった状態で何日も過ごさなければいけませんが、1日単位のデータ量のコースですと、仮に通信制限にかかったとしても、翌日には解消されます。

お子さまなどは、データ量がいくらでも使えるとスマホばっかり触って勉強しなくなる事もありますが、1日110MBや170MBと決まっていれば、使い切った後は低速になってYouTubeもゲームもできませんから、強制的に勉強する様に仕向ける事もできますよね。
110MB/日のコースは1ヵ月(30日)で計3.3GB、170MB/日のコースは計5.1GBものデータ量になりますが、1日単位で使えるデータ量が限定されると、計画的にスマホを使える様になるかも知れませんね。
そしてもう一つ、OCNモバイルONEは、いずれのコースでも、1契約でSIMカード最大5枚まででシェアをして使う事ができるという特徴があります。(容量シェア)


データ容量の少ないコースではメリットはありませんが、OCNモバイルONEには大容量の20GBや30GBのコースもありますので、これらのコースなら、ご家族皆さまで容量シェアするとお得になるかも知れませんよね。
このOCNモバイルONEの「容量シェア」に対しては、LINEモバイルにはシェアプランはありませんが、「データプレゼント」という機能を使う事によりデータ量を共有する事もできますので、後ほど、料金の比較をさせて頂こうと思います。
OCNモバイルONEのカウントフリー
実は、OCNモバイルONEにも「カウントフリー」と言う、LINEモバイルのデータフリーと同じサービスがあります。
「カウントフリー®」とは
対象となるサービスを利用する際の通信を「OCN モバイル ONE」の通信利用量にカウントせず、各コースで定められている基本通信容量を消費しないNTTコミュニケーションズのサービスです。
対象となるサービスは、通信の残容量を気にせずにお使いいただけるだけでなく、基本通信容量を使い切っていた場合でも、速度規制なくご利用いただくことができます。
上記は、OCNモバイルONE公式サイトに記載されている、カウントフリーについての説明になりますが、表現は違いますが、要はLINEモバイルのデータフリーと同じです。


OCNモバイルONEのカウントフリー対象サービス
- 050Plus
- マイポケット
- OCNモバイルONEアプリ
- MUSICカウントフリー
OCNモバイルONEではすべてのプランで、上記のサービスをデータ量を消費する事なく、容量無制限で使い放題に使う事ができます。
まず、上の3つをご説明させて頂きますと、050PlusはNTTコミュニケーションズが提供するIP電話の050アプリで、マイポケットは写真などのファイルを保管・共有・転送可能なオンラインストレージサービス、そして、OCNモバイルONEアプリはOCNモバイルONEを便利に利用するアプリになります。
カウントフリーの範囲については、OCNモバイルONE公式サイトで確認を頂ければと思いますが、050Plusとマイポケットは月額の基本料金が発生しますし、OCNモバイルONEアプリについては当然な感じもしますので、ちょっと感動が少ないかもしれません。

一方、MUSICカウントフリーについては、これは多くの方に喜ばれるカウントフリーだと思います。
上の画像にも記載がありますが、AWAやSpotify、Amazon Musicなど、9つの人気ミュージックサービスを、追加料金なし、通信容量を消費せずに視聴する事ができるサービスです。

LINEモバイル vs OCNモバイルONEの料金比較
それでは、LINEモバイルとOCNモバイルONEとの料金比較をさせて頂こうと思いますが、比較項目としましては、下記の2パターンで比較をさせて頂こうと思います。
- 1人で利用する場合の単純比較
- シェアで利用する場合の比較
尚、比較をさせて頂くに当たりましては、下記の条件とさせて頂きます。
- 日単位のデータ量(110MBと170MB)と大容量のデータ量(20GBと30GB)につきましては、LINEモバイルには選択肢がなく、これらのコースをご希望の方はOCNモバイルONEをお選び頂く事になりますので、比較対象外とさせて頂きます。
- LINEモバイルの料金につきましては、1GBはOCNモバイルONEにはありませんので比較対象外とさせて頂き、3GBから10GBにはコミュニケーションフリーの料金を記入させて頂く事とします。

1人で利用する場合の単純比較
LINEモバイルも、OCNモバイルONEも、それぞれ、同じ3種類のSIMカードのタイプがありますので、この1人で利用する場合の単純比較では、その3パターンで比較をさせて頂きます。
音声通話が出来るSIMカードの比較
LINEモバイル (音声通話SIM) |
OCNモバイルONE (音声対応SIM) |
|
3GB | 1,690円 | 1,800円 |
5GB | 2,220円 | ー |
6GB | ー | 2,150円 |
7GB | 2,880円 | ー |
10GB | 3,220円 | 3,000円 |
それぞれのデータフリーの事は考えずに単純に料金だけの比較をしますと、一般的なデータ量である3GBはLINEモバイル、それ以上の5GBから10GBではOCNモバイルONEの方が安くてお得です。
そこに、それぞれのデータフリーを含めて考えてみますと、音楽配信サービスを利用していない方は、それでもLINEやTwitterなどは使っていらっしゃる方が多いと思いますので、LINEモバイルがお得ではないかと思います。

音楽配信サービスを利用している方で、SNSはあまり使わないという方は、OCNモバイルONEがおすすめだと思いますが、SNSも利用して、且つ、音楽配信サービスも利用している方は、どちらを選ぶかはデータフリー対象サービスの使用頻度によって変わって来ると思います。

参考までに、私の場合は、SNSは適度に使いながら、定額の音楽配信サービスも利用していて、毎日、移動中に1時間程、音楽を聴いているという生活を送っています。
当初はストリーミングで音楽を聴いていましたが、データ量の節約を考えて、今は自宅のWi-Fi環境で音楽をダウンロードし、移動中はオフライン再生で聴いていますので、LINEモバイルのデータフリーがお得と考え、LINEモバイルの4つのSNSが使い放題のプランを利用しています。


1人で通話SIMを使う場合の料金比較、まとめ
- 音楽配信サービスを利用していない方は、LINEは使っていると思うのでLINEモバイルがお得。
- SNSは利用していなくて、音楽配信サービスは利用しているという方は、OCNモバイルONEがお得。
- 音楽配信サービスを利用している方は、オフライン再生を利用してLINEモバイルを使うのも一つの方法。
- いずれも利用しているという方は、最終的には、それぞれのデータフリー対象サービスを使う頻度による。
容量シェアで利用する場合の比較
容量シェアで利用する場合の比較につきましては、モデルケースとして、ご夫婦など2人でシェアする場合と、ご家族4人でシェアする場合を想定して、2パターンで比較をさせて頂こうと思います。
尚、LINEモバイルにはシェアプランはありませんが、後ほど、ご説明をさせて頂きますが「データプレゼント」という機能があり、LINEモバイル利用者どうしでデータ量をあげたりもらったりすることができます。


LINEモバイルを夫婦で利用したり、家族で利用する場合に、誰かがデータ量が足りなくなった場合、他の家族から「データプレゼント」でデータ量をあげる事ができますので、結果的にはデータ容量をシェアする事が出来るという事になります。
ご夫婦2人でシェアする場合の比較
ご夫婦でなくても、お2人ならどのような組み合わせでも良いのですが、今回のモデルケースとしましては、ご夫婦2人、共に電話機能付きのSIMカード、データ容量は6GB(3GB×2人分)の比較とさせて頂きます。
ご夫婦2人でシェアする場合の比較
LINEモバイル | OCNモバイルONE | |
基本プラン | 1,690円×2 (コミュニケーションフリー3GB) (音声通話SIM) |
1,450円 (6GB) |
音声対応SIMカード | ー | 700円×2 |
シェア代金 | ー | 400円 |
合計 | 3,380円 | 3,250円 |
OCNモバイルONEのシェアで使う場合の考え方は、データ通信専用SIMの基本料金に、音声対応SIMなら1枚に付き700円、SMS付データSIMなら1枚に付き120円のSIMカード利用料を加算、そして、シェアする場合は400円×追加枚数のシェア代金を加算する形になります。
このモデルケースでの比較では、OCNモバイルONEの方が130円(1人当たり65円)安くなるという結果になりました。
この上に、LINEモバイルでは2人共に4つのSNSがデータフリーで使い放題になりますし、OCNモバイルONEは2人共にMUSICカウントフリーで音楽を視聴する際のデータ量が消費されずに、聴き放題になります。


ご夫婦2人でシェアする場合の料金比較、まとめ
- 前提として、定額制音楽配信サービスは有料で加入する必要がある一方、4つのSNSは無料で使える。
- 2人ともが音楽配信サービスを利用している場合は、OCNモバイルONEがお得。
- 2人ともが音楽配信サービスを利用していない場合は、LINEモバイルがお得。
- 1人は音楽配信サービスを利用、もう1人は利用していない場合は、LINEモバイルがお得。
ご家族4人でシェアする場合の比較
モデルケースとしましては、ご夫婦2人は共に電話機能付きのSIMカード、お子さま2人はデータ通信専用のSIMカードを使用、データ容量は10GB(5GB、3GB、1GB×2人分)の比較と致します。
ご家族4人でシェアする場合の比較
LINEモバイル | OCNモバイルONE | |
基本プラン | ー | 2,300円 (10GB) |
親2人 | 2,220円+1,690円 (コミュニケーションフリー5・3GB) (音声通話SIM) |
700円×2 (音声対応SIMカード) |
子供2人 | 500円×2 (LINEフリープラン1GB) (データSIM) |
0円(基本料金に込み) (データ通信専用SIMカード) |
その他 | ー | 400円×3 (シェア代金) |
合計 | 4,910円 | 4,900円 |
モデルケースの家族4人でシェアする場合の料金比較は、ご覧の通り、ほぼ同じ料金となりました。
家族の4人全員が音楽配信サービスを利用している場合は、OCNモバイルONEの方が得かも知れませんが、その可能性は少なく、一方、家族間の連絡ではLINEのトークやビデオ通話を使う事もあると思いますので、4つのSNSが使い放題で使えるLINEモバイルの方がお得なご家族が多いのではと思います。
ご家族4人でシェアする場合の料金比較、まとめ
- 家族全員が音楽配信サービスを利用している場合は、OCNモバイルONEの方がお得。
- 家族全員が音楽配信サービスを利用していない場合は、LINEモバイルがお得。
- 家族の内、1人でも音楽配信サービスを利用していない場合は、LINEモバイルがお得。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較③ キャンペーン
さて、料金比較の所が長くなり過ぎてしまいました...、申し訳ございません。
という事で、以降は、出来るだけ簡単にご説明をさせて頂こうと思いますが、ここではキャンペーンの比較をさせて頂こうと思います。
格安SIMでは月額料金が安くなったり、キャッシュバックのキャンペーンを開催している所も多く、このキャンペーンによって、今の料金比較の結果も逆転してしまう事もあるかもしれません。


LINEモバイルの開催中のキャンペーン(2020年12月現在)
- 対象のSNS使い放題 最大2ヶ月0円!/月〜キャンペーン
- 最大7,000円相当もらえる!ラッキーセブンキャンペーン
※ ここでは、料金の割引に関わるキャンペーンのみをご説明させて頂きます。
(1)対象のSNS使い放題 最大2ヶ月0円!/月〜キャンペーン
ベーシックプランの3GB以上、且つ、SNSデータフリーかSNS音楽データフリーの契約で、下記の2つが、2ヶ月間、最大無料になります。
- ベーシックプランの月額料金
対象:ベーシックプランの3GB以上の契約 - データフリーオプションの料金
対象:SNSデータフリーかSNS音楽データフリーの契約
(2)最大7,000円相当もらえる!ラッキーセブンキャンペーン
音声通話SIMの3GB以上のお申し込みで、SIMカードのみのお申し込みなら7,000円相当か3,000円相当、端末のセット購入なら1,000円相当のLINE Pay残高かLINEポイントがもらえます。
①と②のキャンペーン、そしてエントリーパッケージを併用すると、最大で15,640円も得しますので、詳細は下記をご確認ください。
関連記事
OCNモバイルONEの開催中のキャンペーン(2020年6月現在)
残念ながら、OCNモバイルONEでは、SIMカードのみのお申し込みの場合には、現在、月額の料金が割り引かれるキャンペーンやキャッシュバックなどの用意はありません。


ココに注意
キャンペーン情報は随時更新されますので、直近の状況は「OCNモバイルONE公式サイト」でご確認下さい。
キャンペーンの比較、まとめ
- LINEモバイルは音声通話SIMをお申し込みの方に、大きなキャンペーンを開催中。
- OCNモバイルONEは、現在、残念ながら、開催中のキャンペーンはありません。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較④ 通話料金
次に、通話関係の料金比較をさせて頂きますが、この比較では、さすがにNTTグループの格安SIMだけありまして、ONEモバイルONEは豊富な通話オプションが揃っています。
LINEモバイル | OCNモバイルONE | |
基本の通話料 | 30秒20円 | 30秒20円 |
専用アプリ利用時の通話料 | 30秒10円 (いつでも電話利用時) |
30秒10円 (OCNでんわ利用時) |
10分電話かけ放題 | 880円 (いつでも電話を利用) |
850円 (OCNでんわ利用時) |
トップ3かけ放題 | なし | 850円 (OCNでんわ利用時) |
かけ放題ダブル | なし | 1,300円 (OCNでんわ利用時) |
専用アプリ(LINEモバイルは「いつでも電話」アプリ、OCNモバイルONEは「OCNでんわ」アプリ)から発信した場合の通話料は、共に、通常の通話料の半額の30秒で10円ですので、これは同じです。
そして、かけ放題のオプションについては、LINEモバイルでは、一般的な10分以内の国内通話が何回でもかけられる「10分電話かけ放題」のオプションがある一方、OCNモバイルONEは3つのかけ放題が準備されています。


「トップ3かけ放題」と言いますのは、その月の国内通話料の上位3番号の通話料がタダになるオプションです。
そして「かけ放題ダブル」は「10分電話かけ放題」と「トップ3かけ放題」のミックスバージョンで、つまり、10分以内の電話は無料で、且つ、その内、上位3番号は10分が超過しても無料になるというオプションです。
電話をたくさんかける方にとりましては、とても有難いサービスです。
通話料金の比較、まとめ
- 1回あたりの通話料は、LINEモバイルもOCNモバイルONEも同じ。
- OCNモバイルONEには3つのかけ放題があり、電話をたくさんかける人には大いにメリット。
- LINEモバイルにも10分電話かけ放題があり、1つだけでもとても有難いオプション。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑤ 通信速度
グラフが表示されない場合は、「キャッシュの削除」「ページを再読み込み(更新 )」をすれば表示されます。
さて、通信速度の比較ですが、通信速度については、OCNモバイルONEに少し分がありそうです。


上のグラフは、LINEモバイルのドコモ回線とOCNモバイルONE(ドコモ回線)の通信速度を比較したものに、参考までにキャリア3社の通信速度も記載したグラフになります。
YouTubeを高画質で視聴したり、データ量をたくさん消費する3Dオンラインゲームなどをする場合は別ですが、一般的なスマホの通常使いであれば、通信速度は5Mbps程度があれば、ストレスなくスマホを使う事ができると言われています。
LINEモバイルはOCNモバイルONEと比較して少し通信速度が遅いですが、その5Mbps位はキープできていますので基本的には問題ありませんが、やはり、NTTグループの強みを生かして、OCNモバイルONEの方が通信が安定していると言えます。

尚、LINEモバイルはソフトバンクの子会社になりますので、LINEモバイルの中では、ソフトバンク回線が最も安定して通信速度も速く、OCNモバイルONEに匹敵するのではないかと思います。
一点、通信速度についての注意点としましては、これはLINEモバイルやOCNモバイルONEに限らず、格安SIM全般に言える事ですが、お昼ご飯の時間帯や朝夕の通勤時間帯など、多くの方が一斉にスマホを使う時間帯は通信が混雑する為、遅くなってしまいます。

通信速度だけは譲れず、常に高速通信を望まれる皆さまは、格安SIMでは厳しいと思いますので、その点はご注意頂ければと思います。
通信速度の比較、まとめ
- 通信速度については、少しOCNモバイルONEの方が早くて安定していて有利。
- LINEモバイルも、通常時はストレスなくスマホが使える通信速度は出ている。
- LINEモバイル、OCNモバイルONEに限らず、格安SIMは通信が混雑する時間帯は遅いし繋がらない事がある。
- LINEモバイルの中では、ソフトバンク回線が通信速度が速くて安定している。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑥ データ量を節約するサービス
サービス | LINEモバイル | IIJmio |
独自のサービス | データフリー | カウントフリー 節約モードON/OFF バースト転送機能 |
データ量の繰り越し | ○ | ○ |
データ量をシェア | データプレゼント | 容量シェア |
その他 | Wi-Fiオプション | Wi-Fiスポット |
次に、データ量を節約するサービス、データ量を有効活用できるサービスの比較をさせて頂きます。
LINEモバイルのデータフリーやOCNモバイルのカウントフリー、容量シェアについては既にご説明をさせて頂いておりますので、その他、赤いマーカーを付けているサービスについて、簡単にご説明させて頂きます。
また、データ量の繰り越しについては、LINEモバイルもOCNモバイルONEも、使い切れなかったデータ量は翌月まで繰り越されますが、OCNモバイルONEの日単位のコースも、使い切れなかった容量は翌日まで繰り越す事ができます。
LINEモバイルの「データプレゼント」
LINEモバイルの「データプレゼント」は、LINEアプリで繋がっているご家族やお友だちとデータ量のやり取りができる機能になり、例えば、家族4人で使っている場合、データ量が足らなくなった時などに、家族4人でデータ量を融通し合う事ができます。

自分のデータ量に余裕がある時には、当月のデータ量を使い切ってしまったご家族やお友だちにデータ量をプレゼントしてあげる事ができますし、逆に、自分のデータ量がなくなりかけて厳しい時には、データ量に余裕のある人からデータ量をもらう事ができます。

LINEモバイルでもデータ量の追加購入はできますが、500MB当たりで500円と割高になりますので、「データプレゼント」でデータ量がタダでもらえたら嬉しいですよね。
「Wi-Fiオプション」と「Wi-Fiスポット」
LINEモバイルとOCNモバイルONEには、共にWi-Fiサービスがあります。
Wi-Fiサービスとは、全国にあるWi-Fiスポットで、モバイル通信からWi-Fiに切り替えて繋ぐ事で、データ量が節約できるというサービスです。
LINEモバイルの「Wi-Fiオプション」は全国約49,000ヶ所、OCNモバイルONEの「Wi-Fiスポット」は全国で80,000ヶ所以上のアクセスポイントでWi-Fiに繋ぐ事ができますが、OCNモバイルONEは無料でWi-Fiサービスを提供している一方、LINEモバイルは200円のオプションとなっています。
営業のお仕事をされている方など、常に外にいらっしゃる方は、Wi-Fiスポットを利用する事でデータ量を節約する事ができます。


OCNモバイルONEの「節約モードON/OFF」
OCNモバイルONEには、いつもで任意のタイミングで高速通信を低速通信に切り替える事が出来る「節約モードON/OFF」の機能があります。
OCNモバイルONEで準備をされている「OCNモバイルONEアプリ」で簡単に切り替えができまして、節約モードをONにしますと、通信速度は最大200kbpsと遅くなってしまいますが、通信容量を消費せずに通信を行うことができます。

また、1日に何回でも切り替える事ができますし、複数のSIMカードで容量をシェアしている場合は、SIMごとにONとOFFの切り替えができますので、臨機応変にデータ量の節約ができます。

OCNモバイルONEの「バースト転送機能」
OCNモバイルONEの「バースト転送機能」とは、データ容量を使い切ってしまった速度制限時や、節約モードON時の低速通信(200kbps)でも、通信開始後、ある一定の通信容量までは高速で通信ができる機能です。
このバースト機能により、ページをさっと読み込んでくれる為、ストレスなく通信をする事ができます。


データ量を節約するサービスの比較、まとめ
- 節約モードとバースト転送機能はLINEモバイルにはない。
- OCNモバイルONEでは、節約モードでデータ量を節約でき、バースト機能でストレスなく通信ができる。
- LINEモバイルのWi-Fiオプションは有料で200円がかかる。
- OCNモバイルONEでは、無料で使えるWi-Fiスポットがあり、データ量を節約できる。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑦ セット購入できるスマホ
次の比較は、LINEモバイルとOCNモバイルONEで販売されているスマホの比較です。
今、お使いのスマホをそのまま使って乗り換えられる場合は、この部分は読み飛ばして下さい。
乗り換えと同時にスマホのご購入もお考えの方は、是非、ご覧頂き、参考にして頂ければと思います。
LINEモバイルで販売中のスマホ一覧(2020年12月現在)
LINEモバイルでは、iPhoneが1種類、androidスマホが14種類、タブレットが2種類、ルーターが2種類、販売されています。

ココに注意
販売状況は刻々と変わりますので、直近の状況は「LINEモバイル公式サイト」でご確認下さい。
OCNモバイルONEで販売中のスマホ一覧(2020年6月現在)
OCNモバイルONEでは、厳密に言いますとスマホの販売は行っておらず、goo Simsellerと提携してスマホセットの販売を行っています。
iPhoneに関しては、未使用品や中古品、メーカー認定整備済などが数多く販売されていますので、詳細はOCNモバイルONEの公式サイトをご確認を頂くとしまして、ここでは比較対象から外させて頂きます。
iPhone以外の機種を整理をしますと、OCNモバイルONEでは、androidスマホが16種類、タブレットは2種類、ルーターが1種類が販売されています。

ココに注意
販売状況は刻々と変わりますので、直近の状況は「OCNモバイルONE公式サイト」でご確認下さい。
取り扱い数の比較
端末の種類 | LINEモバイル | OCNモバイルONE |
iPhone | 1種類 | ー |
androidスマホ | 16種類 | 16種類 |
タブレット | 2種類 | 2種類 |
ルーター | 2種類 | 1種類 |
取り扱い数は、LINEモバイルもOCNモバイルONEもほぼ同じで、共に、豊富なandroid端末を取り扱っています。

セット購入できるスマホの比較、まとめ
- OCNモバイルONEでのiPhoneの販売は、未使用品や中古品が多い。
- android端末については、圧倒的にOCNモバイルONEの方が安い。
- MNPでの乗り換えの場合は、OCNモバイルONEでは尚も5,000円の割引あり。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑧ サポート
さて、料金がいくら安くても、サポート体制が整っていないと不安になってしまいますが、LINEモバイルも、OCNモバイルONEも、サポート体制はしっかりと整っていますのでご安心下さい。
LINEモバイル | IIJmio |
|
|
LINEモバイルも、OCNモバイルONEも、ご覧の通り、幅広いサポート体制を整えています。
それぞれの特徴的な部分を、簡単にご説明させて頂きます。
LINEモバイルのサポート
LINEモバイルの特徴的な部分としましては、チャットでの問い合わせは「いつでもヘルプ」というLINEを使った問い合わせ方法になる事です。

午前10時から午後7時まではオペレーターさんに直接、問い合わせをする事ができまして、LINEのトークを利用しますので、画像を添付して問い合わせをする事も出来て、文章少なめでもオペレーターさんに質問の内容を理解して頂く事ができます。
私も常に「いつでもヘルプ」でオペレーターさんに問い合わせをしていますが、毎回、待ち時間もほぼなく、また、的確な回答が得られますので、正直な所、この「いつもでヘルプ」だけでも十分なサポートだと思います。
また、LINEモバイルでは、対面でのご契約のニーズが多い事も重要視していて、2019年10月の段階で、全国に即日受け渡し可能な店舗は662店舗もありますので、スマホが苦手な方、パソコンでのお申し込みが出来ない方も、お気軽にお申し込みができます。

OCNモバイルONEのサポート
OCNモバイルONEは、幅広いサービスを展開するNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMですので、サポートについても、NTTコミュニケーションズ全体でチャットや電話でのサポートを提供しています。
私は何回もOCNモバイルONEのチャットでオペレーターさんに質問をさせて頂きましたが、NTTコミュニケーションズ全体のオペレーターさんですが、OCNモバイルONEの事もとても的確に回答を頂けましたので、LINEモバイル同様、チャットだけでも十分なサポートです。

一点、OCNモバイルONEのチャットで残念な事は、平日はLINEモバイルと同じ様に午前10時から午後7時まで、オペレーターさんにチャットで質問出来ますが、日曜日や祝日はお休みな事です。
日曜日や祝日の時間のある時に、問い合わせをしたいと思われる方もいらっしゃると思いますので、日曜日に問い合わせが出来ないと困ってしまう方もいらっしゃるかも知れません。
そして、OCNモバイルONEにはLINEモバイルにないサポートを提供していまして、それが「OCNプレミアムサポート for スマートフォン」です。
このサービスは月額390円がかかりますが、初期設定の方法だけではなく、LINEやInstagramなどの使い方までサポートして貰えて、いつでも電話で問い合わせをして頂く事ができます。

サポートの比較、まとめ
- LINEモバイルも、OCNモバイルONEも、十分に充実したサポート体制がある。
- LINEモバイルのチャットサービスは、LINEのトークを使った「いつでもヘルプ」。
- OCNモバイルONEのオペレーターさんへのチャット問い合わせは、日曜や祝日は休み。
- OCNモバイルONEには、月額390円の特別なプレミアムサポートがある。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑨ 支払方法
LINEモバイル | mineo |
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LINEモバイルでは、クレジットカードでお支払いが出来る事はOCNモバイルONEと同じですが、それ以外に2つのお支払い方法があります。
結論を申し上げますと、「LINE Pay」というお支払い方法は、最終的にはクレジットカードでのお支払いになりますので、ここではご説明を控えさせて頂くとしまして、「LINE Pay カード」というお支払い方法によって、クレジットカードをお持ちでない方も、現金でお支払いをして頂く事ができます。
簡単にご説明をさせて頂きますと、LINEには「LINE Pay」というLINE版の電子マネーがありまして、「LINE Pay カード」でのお支払いは、そのLINE Payにチャージされた残高(現金)からお支払いがされる形になります。



LINE Pay カードはJCBブランドのプリペードカードです。
LINE Payの登録は、LINEアプリから誰でも簡単にする事ができますし、LINE Pay カードはJCBブランドのプリペードカードになりますので、年齢を問わず、誰でも作る事ができます。
そして、LINE版の電子マネーであるLINE Payに銀行を登録する事により、設定した金額を下回ると、登録した銀行から設定した金額が自動的にLINE Payにチャージされますので、まるで銀行振替の様に全く手間なくLINEモバイルの料金を支払う事ができます。


一方、OCNモバイルONEの場合も、ネットでのお申し込みではクレジットカードのみの選択しかできませんが、電話かチャットでのお申し込みであれば、口座振替でお申し込みをして頂く事ができます。
あるいは、当初はネットでクレジットカード支払いでお申し込み頂き、後日、OCNのマイページにて、口座振替に変更して頂く事も可能です。


支払方法の比較、まとめ
- LINEモバイルはクレジットカードの他、「LINE Pay カード」により現金で支払う事ができる。
- OCNモバイルONEも、クレジットカードと口座振替に対応している。
- OCNモバイルONEで口座振替を希望の場合は、電話かチャットで申し込む必要あり。
- スマホとセット購入の場合は、いずれもクレジットカードのみの支払いになる。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑩ 縛りの期間と違約金
LINEモバイルとOCNモバイルONEとの比較も、残るは2つとなりましたが、それでは、最低利用期間と解約手数料の比較をさせて頂きます。
まず、大前提としまして、LINEモバイルもOCNモバイルONEも、データ通信専用のSIMカードと、SMS付きのSIMカードに付きましては、解約に伴う違約金は発生致しませんので、まずはご理解を頂ければと思います。
そして、電話が出来る音声通話のSIMカードの最低利用期間と解約手数料に関しましては、電気通信事業法の改正に伴い、2019年10月1日以降にお申し込みの場合と、それより前のお申し込みの場合とでは内容が違います。
この記事をご覧の皆さまは、今からお申し込みをなさる方ですので、以前の内容は関係ありませんが、参考までに、両方ともを記載させて頂こうと思います。
2019年10月1日以降にご契約の皆さま
LINEモバイル | OCNモバイルONE | |
最低利用期間 | 1年 | 6ヶ月 |
契約解除料 | 1,000円 | 1,000円 |
LINEモバイルの場合は、1年以内(利用開始日を含む月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日まで)の解約で1,000円の解約手数料がかかります。

そして、OCNモバイルONEは、6ヶ月以内(「本人確認書類の確認が完了した日を含む月」を1ヵ月目とし6ヵ月目まで)の解約で1,000円の解約違約金がかかります。

今からご説明をさせて頂きますが、以前はとても高い違約金でしたので、今からお申し込みの皆さまは、最低利用期間内の解約でもたった1,000円の違約金ですので、ご安心頂ければと思います。
2019年9月30日以前にご契約の皆さま
LINEモバイル | OCNモバイルONE | |
最低利用期間 | 1年 | 6ヶ月 |
契約解除料 | 9,800円 | 8,000円 |
2019年9月30日以前にご契約をなさった皆さまは、LINEモバイルもOCNモバイルONEも最低利用期間は変わりませんが、解約手数料がとても高く、今からお申し込みの皆さまの様に、そうそう簡単には乗り換える事ができません。


縛りの期間と違約金の比較、まとめ
- 今からお申し込みの方は、それぞれの最低利用期間内の解約で1,000円の違約金がかかる。
- 以前は、LINEモバイルで9,800円、OCNモバイルONEで8,000円の違約金がかかった。
- 以前と比べて、今は1,000円を払えば解約できるので、乗り換えがしやすくなった。
LINEモバイル vs OCNモバイルONE 比較⑪ お子さま向けサービス
今や、小学校の低学年のお子さまでも、スマホを持つ時代になりましたね。
お子さまにスマホを持たせるに当たりましては、親御さまとしましては、怪しいサイトは見ないだろうか、SNSで変な大人と出会わないだろうか、スマホに夢中になって勉強をしなくなったらどうしよう、などなど、色々と不安な事もあろうかと思います。
そこで、LINEモバイルとOCNモバイルONEの比較の最後としまして、小学生や中学生のお子さまをお持ちのご家族に向けまして、お子さまにスマホを持たせる場合のサービスの比較をさせて頂きます。
比較をさせて頂く項目は下記の通りです。
LINEモバイル | OCNモバイルONE | |
最安の料金 | データSIM 500円/1GB |
データ通信専用SIM 900円/1.1MB/日 |
フィルタリングアプリ | i-フィルター(月額無料) | マイセキュア(月額250円) |
親が安心できる仕組み | 契約者連携・利用者連携 | 利用者登録 |


最安の料金
お子さまに持たせるスマホは、やはり、料金が安いに越したことはありません。
お子さまがお1人の場合でもそうですが、2人、3人といらっしゃる場合はなおさらで、お子さまのスマホ代が高いと家計を圧迫してしまいます。
まず、重要なお子さまスマホの機能としましては、連絡手段としての機能がありますが、最近は、家族の連絡をLINEでなさるご家庭も増えていますので、小学生や中学生のお子さまのスマホには電話機能は必要なく、データ通信専用のSIMで良いと思います。
LINEモバイルの最安料金は500円
LINEモバイルでは、まさにお子さま向けのスマホとして、データ通信専用のデータSIMで500円のプランがあります。
たった500円ですが、LINEがデータフリーで使い放題になり、データ量を使い切ってしまった場合でも高速通信でLINEは使えますので、連絡手段としては十分です。
また、1GBのデータ量は、大人のスマホとしては少ないですが、お子さまスマホとしては、多すぎず、少なすぎずのデータ量になりますので、スマホばかりで勉強をしなくなくなる、という事も起こりにくいです。

OCNモバイルONEの最安料金は900円
一方、OCNモバイルONEの最安料金は900円と、LINEモバイルの料金よりも高くなってしまいます。
データ量は日単位のデータ量になりますので、1日に110MBのデータ量を使ってしまいますとそれ以降は通信制限がかかってしまい、YouTubeやゲームをする事は難しくなってしまいますので、お子さまスマホには良いコースです。
OCNモバイルONEにはLINEが使い放題の機能はありませんが、1ヶ月では合計3.3GBのデータ量になりますし、通信制限がかかって低速通信になった場合でも、LINEのトークならデータ量の消費も少なく支障なく使えますので、連絡手段としては事足りると思います。

フィルタリングアプリ
お子さまにスマホを持たせるに当たりましては、怪しいサイトを見せない様にしたり、危険なアプリを使わせない様にするために、フィルタリングアプリは絶対に必要なものとなります。
LINEモバイルでは、デジタルアーツ社の「i-フィルター」を、OCNモバイルONEではウェブルート社の「マイセキュア」を採用していますが、簡単にその比較をさせて頂きます。
LINEモバイルの「i-フィルター」
ノートンやマカフィーなどウィルスの脅威からパソコンやスマホを守るセキュリティソフトとは違い、フィルタリングソフトとは、インターネットにひそむ危険からお子さまを守るソフトになります。
そのフィルタリングソフトの中でも、最も信用のおけるフィルタリングアプリが「i-フィルター」になり、格安SIMでも、マイネオや楽天モバイル、IIJmioなど、主要な所はこの「i-フィルター」をフィルタリングオプションとして採用しています。
怪しいサイトをブロックしたり、怪しいアプリを使わせない様にするだけではなく、どのような言葉で検索をしているのか、今、どこにいるのか、また、スマホの利用時間を制限したり、利用状況をメール通知する機能まで満載。
お子さまをインターネットの危険から守ると同時に、親御さまにもお子さまの安全を安心して見守って頂ける、お子さまの安全に特化したアプリです。
そして、「i-フィルター」を採用している他社の格安SIMが300円から350円位の有料のオプションにしている中、LINEモバイルではお子さまを守る親御さまを応援する意味で、なんと無料で「i-フィルター」を提供しています。


OCNモバイルONEの「マイセキュア」
OCNモバイルONEが採用している「マイセキュア」は、LINEモバイルの「i-フィルター」と同じ様に、日本PTA全国協議会から推薦を受けている製品になり、ノートンやマカフィーなどの様なセキュリティソフトの役割もありながら、フィルタリング機能も備わったアプリです。
危険度の高いWebサイトのマルウェアをブロックしたり、スキャン機能で悪質な不正アプリをシャットアウトするなど、セキュリティソフトの役割もありながら、ペアレンタルコントロール機能によって、不適切Webサイトへのアクセス制限やアプリの利用制限も設定する事もできます。
残念ながら、250円で有料のオプションになっていますので、フィルタリングに特化した「i-フィルター」を無料でユーザーに提供しているLINEモバイルには劣るかも知れません。


親が安心できる仕組み
LINEモバイルもOCNモバイルONEも、小学生や中学生のお子さまはご自身で契約はできませんので、親御さまが契約したスマホを使わせる事になります。
その際、親御さまとしましては、そのままスマホを使わせるとなると、勝手にデータ量を追加購入してしまうではないか、勝手にプランを変更してしまうのではないかと不安もあろうかと思います。
LINEモバイルの「契約者連携・利用者連携」
LINEモバイルでは、親御さまは契約者としてLINEモバイルと「契約者連携」をする事で、マイページに入って、プラン変更やデータ量の追加購入など一切を行う事ができます。
一方、お子さまは利用者としてLINEモバイルと「利用者連携」をする事で、スマホを使う上での最低限の機能、データ残量の確認と、データプレゼントの機能のみ、利用する事ができます。
ほとんどの格安SIMでは、お子さまがマイページに入れない事により、データ残量の確認もできずに親御さまに聞く事になりますが、LINEモバイルではお子さまが自分で確認できますので、データ量を調整しながら使う事を学べます。

OCNモバイルONEの利用者登録
OCNモバイルONEの場合は、お子さまが利用なさる場合は容量シェアで使う事になりますので、お子さまにはデータ残量を確認する必要がありません。
心配事として考えられますのは、お子さまがYouTubeなどを見て、お子さまだけでシェアコースのデータ量をすべて使い切ってしまう可能性がある事ですが、これは、既にご説明をさせて頂きました「節約モードON/OFF」の機能を使う事で防ぐ事ができます。
また、OCNのマイページに入る為のパスワードをお子さまに知らせなければ、勝手にデータ量を追加購入したり、プラン変更をしたりする事はできませんので、この点は、OCNモバイルONEでもしっかりとした対策がされています。

お子さま向けサービスの比較、まとめ
- LINEモバイルは500円でLINEが使い放題のお子さまに適したプランがある。
- LINEモバイルはフィルタリングに特化した「i-フィルター」を無償で提供している。
- LINEモバイルは役割分担の仕組みで、お子さまが自分でデータ残量の確認ができる。
- OCNモバイルONEも、お子さまにスマホを持たせる安全対策は十分にされている。
LINEモバイルとOCNモバイルONEを徹底比較、まとめ!
皆さま、本当にとても長い記事になってしまいましたが、お疲れさまでした。

徹底的に比較をさせて頂きましたので、とんでもなく長い記事になってしまいましたが、LINEモバイルとOCNモバイルONEの特徴や違いをご理解頂けたのではないかと思います。
LINEモバイルは新進気鋭の格安SIMですので、ソフトバンクとLINEの強みを生かした素晴らしいサービスが満載です。
一方、OCNモバイルONEも、NTTグループの強みを生かして、通話関係のオプションや、スマホ代が激安で買えるなど、素晴らしいサービスが満載です。
この2つの格安SIMの比較のポイントは、LINEなどのSNSが使い放題になるLINEモバイルの「データフリー」と、人気の定額音楽配信サービスが聴き放題になるOCNモバイルONEの「カウントフリー」とで、皆さまにとってとちらがよりお得かという事だと思います。
是非、じっくりとご検討を頂きまして、快適にスマホを使える方、快適にコミュニケーションをとれる方の格安SIMをお選び頂ければと思います。
最後までお読み下さいまして、有難うございました。
よろしくお願い致します。
LINEモバイルはとっても素晴らしい格安SIMですよ!
ぜひ、LINEモバイルにお申し込みいただき、ご家族やお友だちと「LINEモバイルで Let's Communication!」なさって下さいね!

