LINEモバイルをご検討中のみなさま、こんにちわ。
さて、LINEモバイルの料金プランを検討する中で、たびたび目にすることのある「SMS」…、これって何? って、一度は疑問に思ったことのある人も多いのではないでしょうか?
私も以前、ドコモからLINEモバイルに乗り換えようと検討を始めた時に、当時は「データSIM」と「データSIM(SMS付き)」があり、真っ先にこの「SMS付き」って何だろうと思いました。
SMSとかSNS、MNPとかMVNOなど、格安SIMには色々と横文字が多くてややこしいですよね。(汗)
ということで、この記事では、LINEモバイルの「SMS」に焦点を絞って解説していきます。
この記事を読めば、
- SMSって何?
- SMSにはどんなメリットがあるの?
- SMSにはどんな使い道があるの?
などなど、これらの疑問がすっきりと解決し、SMSのことが洗いざらい分かる内容になっています。
ぜひ、SMSのことをしっかりと理解した上で、ご自身にぴったりのプランを選び、LINEモバイルを使いこなしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
\LINEモバイルの最新キャンペーンはこちらから!/
SMSって何? SMSとは「ショートメッセージサービス」のこと!
まずは、SMSって何? という疑問に対して、ざっくり、SMSの概略をご説明します。
ずばり、SMSとは「ショートメッセージサービス(Short Message Service)」の略で、相手の電話番号を宛先にして、携帯やスマホで短い文章をやりとりするサービスのことを言います。
ショートメールやCメールを言えば、分かる人も多いかも知れませんね。
みなさまのスマホにも、上の画像のようなアプリがプリインストールされているはずですが、これがSMSのアプリです。
iPhoneはこの緑のアプリ、androidについては、これはHuaweiの端末のSMSのアプリですが、メーカーによって色んなアプリがあります。
このアプリで文字を入力して携帯番号宛てに送信すれば、気軽に相手に短いメッセージが送れます。


SMSって、LINEモバイルのどのプランで使えるの?
データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM | |
月額料金 | 600円~ | 1,100円~ |
SMS機能 | ○ | ○ |
データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM | |
月額料金 | 1,260円~ | 1,760円~ |
SMS機能 | ○ | ○ |
データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM | |
月額料金 | 1,460円~ | 1,960円~ |
SMS機能 | ○ | ○ |
※ 3つのタブを切り替えることで画面が切り替わります。
結論から言うと、LINEモバイルでは、すべてのプランでSMSを利用することができます。

LINEモバイルでは、3種類のデータフリーオプションに伴い、3つのベーシックプランがあり、それぞれで2種類のSIMカードタイプが選べます。
090や080の電話番号で通話ができる音声通話SIMは、SMSは相手の電話番号宛てにメッセージを送ることからも、標準でSMSの機能が付いています。
もう1つのデータSIMも、「データSIM(SMS付き)」と記載がある通り、データ通信に加えて、標準でSMS機能が付いています。
LINEモバイルでは、以前は「SMSなし」のデータSIMの提供もありましたが、SMSが付いてるのと付いてないのとの違いが分からず、迷ったり悩んだりする人が多くみられました。
SMS機能があれば、より幅広いサービスが使えますので、今では、すべてのプランにデフォルトでSMS機能がついたことで、プランも決めやすく、メリットも多くなりました。

SMSの基本的な機能「メッセージを送る機能」を解説!
それでは、SMS(ショートメッセージサービス)について、掘り下げてご説明していきます。
冒頭でも簡単に触れましたが、SMSは相手の電話番号宛てにメッセージを送ることができる機能です。
分かりやすいように、キャリアで提供され始めた「+メッセージ」と、みなさまもご存じの「メール」とで比較をしてみると、下記の表の通りになります。
SMS | +メッセージ | メール | |
宛先 | 携帯電話番号 | 携帯電話番号 | メールアドレス |
送れるもの | 文章のみ | 文章・画像・動画、他 | 文章・画像・動画、他 |
最大文字数 | 基本は70文字 | 全角2,730文字 | 制限なし |
料金 | 3~30円/通 | 無料 | 無料 |
「+メッセージ」は、SMSと同じく、相手の携帯電話番号宛てにメッセージを送る気軽さはそのままに、SMSのような文章だけではなく、画像や動画、ファイルも送ることができるサービスです。
キャリア間でしか使えず、2019年9月から始まったばかりのサービスなので認知度も低いですが、SMSより機能が豊富です。

「メール」は、電話番号宛てではなく、相手のメールアドレス宛てにメッセージを送りますが、やはり文章だけではなく、画像や動画、ファイルも送れるのはご存じの通りです。
最近は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールの認知度もあがり、みなさまもいずれかのメールアドレスをお持ちだと思います。

送れる文字数を比較すると、SMSも最近でこそ、他社へも全角670文字まで送れるようになりましたが、機種によっては全角70文字までしか送れません。
一方、+メッセージは全角2,730文字とほぼ無制限の感じですし、メールは元より文字数の制限はありません。
そして、肝心の料金にいたっては、+メッセージやメールはパケット通信なので、定額サービスを利用中の人は実質無料ですし、Wi-Fiでも無料ですが、SMSはなんとお金がかかってしまいます。
SMSはお金がかかる! LINEモバイルのSMSの料金表
LINEモバイル公式サイトには、以下の通りの説明があります。
<SMS送信料>
国内送信 3~30円/通(課税あり)
海外へ送信 50~500円/通(非課税)
海外で送信 100円/通(非課税)
<SMS受信料>
無料
この通り、SMSを送るにはお金がかかってしまいます。
そして、SMS送信料の詳細は下の表の通りで、送信文字数に応じて変動します。
送信文字数 | 1回あたりの料金 | |
全角の場合 | 半角英数字のみの場合 | |
1〜70文字 | 1~160文字 | 3円 |
71〜134文字 | 161~306文字 | 6円 |
135〜201文字 | 307~459文字 | 9円 |
202〜268文字 | 460~612文字 | 12円 |
269〜335文字 | 613~765文字 | 15円 |
336〜402文字 | 766~918文字 | 18円 |
403〜469文字 | 919~1071文字 | 21円 |
470〜536文字 | 1072~1224文字 | 24円 |
537〜603文字 | 1225~1377文字 | 27円 |
604〜670文字 | 1378~1530文字 | 30円 |
送信文字数 | 1回あたりの料金 | |
全角の場合 | 半角英数字のみの場合 | |
1~70文字 | 1~160文字 | 50円 |
71~134文字 | 161~306文字 | 100円 |
135~201文字 | 307~459文字 | 150円 |
202~268文字 | 460~612文字 | 200円 |
269~335文字 | 613~765文字 | 250円 |
336~402文字 | 766~918文字 | 300円 |
403~469文字 | 919~1071文字 | 350円 |
470~536文字 | 1072~1224文字 | 400円 |
537~603文字 | 1225~1377文字 | 450円 |
604~670文字 | 1378~1530文字 | 500円 |
送信 | 受信 |
100円/通 | 無料 |
※ 3つのタブを切り替えることで画面が切り替わります。
日本国内に送る場合はまだ安いですが、海外へ送るのは最大で1通500円もしてしまいます。

そうですよね。相手のメールアドレスを知っていれば、GmailやYahoo!メールならタダで送れますもんね。
また、海外で送信する場合は、一律、1通に付き100円。
受信については、国内で受けても、海外で受けても、いずれの場合も無料です。

注意! 海外でSMSを送信できるのは、LINEモバイルのドコモ回線のみ!
尚、国内へのSMSの送信と海外へのSMSの送信については、どの回線でも可能ですが、海外で送信、つまり、海外滞在中に日本やその他の国にSMSを送信できるのは、LINEモバイルのドコモ回線だけです。
海外でSMSを送受信するには国際ローミングのサービスが必要で、LINEモバイルのソフトバンク回線とau回線には国際ローミングのサービスがありません。

もし、LINEモバイルで、海外でのSMSの送受信を希望する場合は、ドコモ回線を契約し、3ヶ月以上経過後に国際ローミングに加入する必要がありますので、ご注意ください。

SMSの「メッセージを送る機能」のメリット・便利な使い方!
ここまでのご説明では、SMSは+メッセージやメールと比べると、文章しか送れず、文字数にも制限があり、おまけに料金も発生するということで、良いところがありません。
確かにその通りで、メッセージを送る機能としてのSMSはあまり使われなくなってきました。
それでも、SMSならではのメリット、使い勝手の良さもありますので、簡単にご紹介します。
SMSは相手のメールアドレスが分からなくてもメッセージが送れる
SMSの一番のメリットは、やはり、相手の携帯番号宛てにメッセージを送れることです。
それほど親しくない友人や知人、仕事関係の人などの場合、LINEやメールアドレスを知らないことも多いと思いますが、電話番号なら知っているケースもあると思います。
例えば、待ち合わせをしていて少し遅れそうな時に、電話をしても繋がらない...、メールアドレスも知らない...、連絡もせずに遅れると相手からひんしゅくを買ってしまう...。
そんな時、「これこれ、こういう理由で少しだけ遅れます。」と、さっとSMSで相手のスマホの電話番号宛てにメッセージを送ることができます。
相手への配慮にもなりますし、遅刻前に連絡をすることで、遅刻する人もホッと安心できます。


電話に出れない時、相手にさっとSMSの定型文でメッセージを送れる
これも、SMSだからこそできる便利な使い方、メリットです。
例えば、営業をしている方で、取引先の方から大事な電話がかかって来たけど、電車に乗っているから電話に出ることが出来ない...。
そんな時、留守番電話で応対する方法もありますが、電話に出られなかった直後に、「申し訳ありません。ただいま電車で移動中です。のちほど電話します」と、さっと相手の電話番号宛てにSMSを送ることが出来ます。
相手も、電話を切った後、すぐにスマホに電話に出られない理由が届くので、なるほどと納得できます。
あるいは、会議中や商談中など手動でSMSを送ることが難しい場合は、着信画面から「現在電話に出られません」などの定型文をさっとSMSで送ることも出来ます。
これはiPhoneでのやり方ですが、着信があった時、赤枠の「メッセージを送信」をタップします。
すると、次の画面でこれらの定型文が表示されますので、都合の良いものをタップすれば、すぐに相手のスマホにSMSでメッセージが送られますので、相手もなるほどと納得できます。
android端末の場合も、同じようにSMSをすぐに送ることができます。
相手の携帯電話番号宛てにメッセージを送ることができるSMSだからこそ、このような使い方もできますし、定型文ではありますが、相手が受ける印象も大いに変わってくると思います。


企業も注目! SMSはほとんどの人が目を通す!
最後の便利な使い方、SMSのメリットは、SMSはほとんどの人に間違いなく届き、ほとんどの人はSMSに目を通すという特徴を生かした使い方です。
メールアドレスと違って、携帯の電話番号は変更されることが少ないので、電話番号宛てに送ったメッセージはほぼ確実に相手に届き、また、ほとんどの人がSMSには目を通すので、企業も注目し始めています。
例えば、私が何年もお世話になってる歯医者さんがあるのですが、3ヶ月おきの定期健診の前日には、「明日、ご来院です。」というSMSのメッセージが必ず届きます。
歯医者さんからSMSが届くと、このように短い文章のメッセージのポップアップ表示がされるので、あぁ、明日、歯医者だと必ず気付きます。
あるいは、仮にSMSが届いた時に気付かなくても、後でスマホを見た時に、ホーム画面にこのようにSMSのポップアップが表示されますので、ほとんどの人が間違いなく気付きます。
また、70文字までと文字数に制限のあることが逆に功を奏して、短い用件のみを送れるSMSは、アプリを開かなくても、このポップアップでほぼ要件が理解できてしまいます。

このようなSMSの使い方で、歯医者さんは予約の忘れ、ドタキャンを防げますし、お客さんも忘れずに歯医者に行けて、SMSはとても便利に活用できるのです。

本人確認としての役割、SMS認証、二段階認証に対応したSMSを解説!
さて、SMSはSMSならではの特徴を生かした便利な使われ方もされていますが、基本的なメッセージを送る機能としてのSMSはLINEやメールに押され、使用頻度は確実に減っています。
それでは、なぜ、LINEモバイルでは全プランにSMSを付けているのかと言うと、SMSにはとても重要な役割、使われ方があり、それこそが本人確認をするためのSMS認証としての使われ方なのです。
SMS認証とは?
SMS認証とは、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を利用した、本人確認、個人認証機能のことを言います。
つまり、インターネット上で様々なサービスを利用する際、セキュリティをより強固なものにするため、SMSを使って個人認証をすることを言います。

例えば、インターネットで買物をしたり、サービスを利用する際には、まず、IDとパスワードでアカウントにログインしますよね。
しかし近年、不正ログインの手口が巧妙化し、第三者がログイン情報を知ってしまった場合、勝手にアカウントに侵入し、クレジットカードなどの個人情報が抜き取られてしまう危険性があります。
そこで、SMSを使った個人認証機能(SMS認証)を利用することで、第三者が簡単にアカウントに侵入できないよう、不正ログインを防ぐことができるのです。

二段階認証の流れとは?
二段階認証の流れは、上の図と照らし合わせて、下記の通りになります。
- 一段階目:IDとパスワードを入力する
- SMSでスマホの電話番号宛てに認証コードが届く
- 二段階目:その認証コードを入力してログイン
- ログインが完了
二段階認証では、まず、一段階目として、通常のIDとパスワードを入力しますが、これだけではログインができません。
通常、入力後に「次へ」へ進むと、「090-1234-5678に認証コードを送りました。」と表示され、スマホの電話番号宛てに、SMSで認証コードが送られる流れになります。
携帯の電話番号はスマホと紐付いていて、滅多に変更されることもないので、その電話番号宛てにSMSを送れば、スマホの持主だけがメッセージを確認できます。
そして、この認証コードは1回だけの使いきりのワンタイムパスワードになりますので、第三者では知ることができません。

そして、二段階目として、SMSで届いた認証コードを入力してログインすると、無事、アカウントにログインができるという流れになります。
この流れであれば、第三者にIDやパスワードを知られても、不正にログインされる確率は減りますよね。
LINEモバイルでは、すべてのプランにSMS機能が付いているので、この通りのSMS認証が使え、安心して色々なサービスを利用することができます。

Yahoo!はパスワードを段階的に廃止、SMS認証での確認コードでログイン
SMS認証や二段階認証はさまざまな企業やサービスで取り入れられていますが、ここでは一つ、Yahoo!にログインする場合のSMS認証を図解でご紹介します。
Yahoo!では、今までは下記の通り、IDを入力するとパスワードの入力が求められる通常通りのログインの方法でした。
しかし、現在は下記の通り、パスワード自体を廃止し、二段階認証をも通り越し、一段階目からSMS認証でログインする方法に移行が進んでいます。
まず、ログイン画面でIDを入力するのですが、パスワードの入力欄はなく、「次へ」をタップすると、携帯電話番号宛てにSMSで確認コードが届きます。
この通り、上段にSMSのポップアップで確認コードが表示されますので、赤枠の中に「1364」の確認コードを入力してログインをするという流れです。
今後、さまざまなサービスでよりセキュリティを強固なものにするため、ますます、SMS認証が重要視されて行くと思います。
全プランでSMS機能の付いたLINEモバイルなら、より安全にスマホを使っていただくことができるのです。


LINEモバイルのSMSって何? 必要? 丸ごと解説! まとめ
みなさま、お疲れさまでした。
さて、この記事では、LINEモバイルで全プランに標準で付いている「SMS」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
当初は、SMSなんか、それほど重要なものでもないだろうと思っていた人も、この記事を読んで、SMSの重要性を理解いただけたのではないでしょうか。

それでは最後に、SMSの機能、役割をおさらいしておきます。
- SMSは携帯番号宛てに短い文章を送る機能
- メッセージを送る機能としては、LINEやメールに劣勢だが、SMSならではの便利さがある
- SMSは、メッセージを送る機能と同時に、本人確認の重要な役割も担っている
LINEモバイルでは、以前はSMSなしのデータSIMの取り扱いもあり、SMS付きかSMSなしかを選択するのに、SMSのことを知っておく必要がありました。
今では全プランにSMS機能が標準で付いてるので、SMSが必要なのかどうかを検討する必要はありません。
しかし今回、この記事を読み、SMSの使い道やメリットを知ったことで、今後、より便利にLINEモバイルを使いこなしていただけることと思います。

ぜひ、LINEモバイルでご家族やお友だちと素敵なコミュニケーションを図り、安く快適に、そして安全にスマホを使っていただければと思います。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
よろしくお願い致します。
LINEモバイルはとっても素晴らしい格安SIMですよ!
ぜひ、LINEモバイルにお申し込みいただき、ご家族やお友だちと「LINEモバイルで Let's Communication!」なさって下さいね!

