

LINEモバイルをご検討中のみなさま、こんにちわ。
さて、最近では、LCC(格安航空会社)が充実してきたことで、海外旅行にも安く気軽に行けるようになりましたよね。
海外旅行に行ったら、ここを観光して、ここで美味しいものを食べてと、ワクワクしながらスケジュールを立てるのも楽しいんですよね。
そんな中、ふと、LINEモバイルって海外で使えるのかな? 海外に行って地図アプリとか見れなかったらどうしようって、心配している人もいるのではないでしょうか。
確かに、いざ海外に着いて、機内モードを解除してもアンテナが立たず、ネットに繋がらないなんてことになったら、せっかくの海外旅行が台無しですよね。
この記事では、LINEモバイルが海外で使えるのかどうか、下記の内容で分かりやすく解説しています。
- LINEモバイルって海外で使えるの?
- 海外でお得に電話をかける方法
- 海外でお得にネットを使う方法
ぜひ、参考にしていただき、事前にしっかりと対策をして、失敗のない、楽しい海外旅行をしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
\LINEモバイルの最新キャンペーンはこちらから!/
結論!LINEモバイルは海外でデータ通信はできない、海外で通話はドコモ回線だけ
結論から言いますと、LINEモバイルは海外ではデータ通信ができません。

はい、ドコモ回線も、ソフトバンク回線も、au回線も、LINEモバイルのSIMカードでは、海外ではインターネットに繋ぐことはできません。
また、通話については、LINEモバイルのドコモ回線なら海外で電話ができますが、ソフトバンク回線とau回線は、海外で電話もSMSも使うことができません。

LINEモバイルは、国際電話(日本→海外)は3回線ともできる
ちょっと紛らわしいですが、LINEモバイルは、ドコモ回線も、ソフトバンク回線も、au回線も、国際電話はかけることができます。

実は、LINEモバイルには、「国際電話」と「国際ローミング」の2つオプションがありまして、その違いは下記の通りです。
- 国際電話:日本から海外に電話をかける
- 国際ローミング:海外から日本に電話をかける
つまり、国際電話は、日本滞在中に、LINEモバイルのSIMカードで海外に電話をかけること。
ついでに、国際ローミングは、海外滞在中に、LINEモバイルのSIMカードを挿しながら、海外の携帯会社の回線を使って日本に電話をすること。
ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | au回線 | |
国際電話オプション | 無料 | 無料 | 無料 |
そして、LINEモバイルの国際電話オプションは、ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線、いずれの回線も無料で利用することができます。


通話料については、それぞれ、ドコモ、ソフトバンク、auの国際電話料金に準じますが、ざっくり、主要な国への30秒当たりの通話料をあげると、下記の通りです。
通話先 | ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | au回線 |
アメリカ(本土) ハワイ カナダ |
34円 (31円) |
39円 36円 49円 |
20円 |
イギリス フランス イタリア |
108円 (78円) |
119円 | 65円 |
オーストラリア ニュージーランド |
68円 (63円) |
99円 50円 |
20円 |
韓国 中国 |
57円 (49円) |
99円 | 55円 |
タイ フィリピン |
68円 (63円) |
99円 94円 |
65円 |
※ ドコモの通話料の記載:平日の8~19時、()内は平日の19~8時、土日祝の終日
尚、各回線の国際電話の限度額は、ドコモ回線は20,000円まで、ソフトバンク回線は30,000円まで、au回線は利用限度額の設定はありません。
各回線の通話料金の詳細
LINEモバイルは、国際ローミング(海外→日本)はドコモ回線だけ
国際ローミングとは、国際電話のところで触れましたが、海外に行った際、LINEモバイルのSIMカードを挿しながら、海外の通信会社の電話回線を使って、電話とSMSの送受信ができる機能です。
そして、その国際ローミングオプションの提供があるのは、ドコモ回線のみになります。
ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | au回線 | |
国際ローミング | 無料 | ー | ー |
ソフトバンク回線とau回線の場合は、海外に行くと、普段、使っている090や080の電話番号では、海外で発信することも、日本からの電話を着信することもできません。
ですので、お仕事で頻繁に海外に行く人など、海外でも、090や080の電話番号で電話をかけたり、日本からの電話を受けなければいけない人は、LINEモバイルのドコモ回線を使う必要があります。
但し、この国際ローミングの通話料金はとても高く、発信時だけではなく、日本からの電話を着信する時にも、しっかりと高い通話料がかかってしまうのが困ります。
滞在国(旅行先) | 発信(円/分) | 着信(円/分) | ||
滞在国内 | 日本向け | その他の国 | ||
アメリカ ハワイ カナダ |
125円 125円 125円 |
140円 140円 140円 |
265円 265円 265円 |
175円 175円 175円 |
イギリス フランス イタリア |
80円 80円 80円 |
180円 180円 280円 |
280円 280円 280円 |
110円 110円 110円 |
オーストラリア ニュージーランド |
80円 80円 |
180円 180円 |
280円 280円 |
80円 80円 |
韓国 中国 |
50円 75円 |
125円 175円 |
265円 265円 |
70円 145円 |
タイ フィリピン |
75円 75円 |
175円 175円 |
265円 265円 |
155円 155円 |
上記は、先ほど、国際電話の通話料で紹介をした各国での、国際ローミングの通話料金ですが、例えば、ハワイ旅行に行く場合、日本への発信で1分140円、日本からの電話を受けるのにも1分175円もかかります。


ドコモ回線は海外で電話がかけられるとは言え、とても高額な通話料ですし、ソフトバンク回線とau回線は海外では電話が使えないとなると、ちょっと海外では使いにくいですよね。
しかし、ご安心ください。
後ほど、海外からとってもお得に電話をかける方法や、日本からの電話をとってもお得に受ける方法を、私自身が使っている方法をご紹介させていただきます。
尚、ドコモ回線の国際ローミングオプションを利用する際は、LINEモバイルにパスポートを提出する必要があります。
また、SMSの受信は無料ですが、送信には1通当たり100円の料金がかかり、利用限度額は50,000円までとなります。
LINEモバイルのSIMカードでは海外でデータ通信はできない
そして、データ通信については、ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線、いずれの回線も、LINEモバイルのSIMカードでは、海外でインターネットに繋ぐことはできません。
海外でネットができないということになれば、地図アプリを見ることもできませんし、LINEで同行者と連絡を取ることもできません。

しかし、データ通信についてもご安心ください。
今から、海外でお得にデータ通信する方法を、バッチリと解説させていただきます。
実際に私も利用しているやり方で、ハッキリ言って、びっくりするくらいにお得ですよ!

海外でスマホを安く使う方法① 【データ通信】編
それでは、海外でお得にスマホを使う方法の1つ目、安くデータ通信する方法から解説します。
ずばり、海外旅行に行く時は、下記の3つの方法がデータ通信をするのにお得です。
- 安心第一なら日本でレンタルWi-Fiを借りて行く
- 料金と快適さなら、日本で海外プリペードSIMを買っていく
- 現地のフリーWi-Fiを利用する

方法① 安心第一なら日本でレンタルWi-Fiを借りて行く
まず、安心を第一に考えるのなら、グローバルWi-Fiや
イモトのWi-Fiなど、日本からレンタルWi-Fiを借りて行くのがおすすめです。
この方法なら、旅行に出発する前に、自宅や空港で受け取ることができますし、事前に使い方をしっかりとシミュレーションしておくことができます。

現地に到着したら、飛行機の中でWi-Fiをオンにしてネットにつなげば、入国審査の行列の待ち時間に、空港からホテルへの道順なども検索できます。
万一、現地で使い方が分からなければ、イモトのWi-Fiなら、24時間、国際フリーダイヤルで、日本語で使い方などの説明を受けることもできます。

レンタルWi-Fiを持ち運ぶのはちょっと荷物になりますが、通常、1台のレンタルWi-Fiに5台まで同時につなげられるので、一緒に行く人と共有することもできます。
また、ドコモ回線の人は、LINEモバイルのSIMカードを挿した状態で使えるので、同時に、090や080の電話番号で、日本からの着信を受けたり、日本に電話をすることもできます。
方法② 料金と快適さなら、日本で海外プリペードSIMを買っていく
以前、ドコモを使っていた時は、仕事の関係で090の番号にかかってくる電話を受ける必要があったので、私はレンタルWi-Fiを使っていました。
しかし、LINEモバイルのソフトバンク回線に乗り換えてからは、海外で090の電話が使えず、LINEモバイルのSIMカードを挿している必要がなくなったので、この海外プリペードSIMを使っています。
レンタルWi-Fiの場合は、スマホ、レンタルWi-Fi、場合によってはレンタルWi-Fiの充電器も持ち歩く必要があり、やはり荷物でしたが、海外プリペードSIMはスマホに挿すだけなので、スマホ一つで本当に手軽です。

そして、なんと言っても料金が安いです!
データ量 | 料金 | |
海外パケットオプション (ドコモ) |
国内で契約しているデータ量から消費 | 5,280円(1週間) |
グローバルWi-Fi (レンタルWi-Fi) |
300MB/1日 | 6,790円(1週間) |
ハワイ・アメリカ本土用 (海外プリペードSIM) |
8GB(30日間有効) | 1,200円(Amazon) |
上記は、1週間、ハワイに行った場合の、ドコモの海外パケットやレンタルWi-Fiとの料金比較ですが、ご覧の通り、海外プリペードSIMはデータ量もしっかりあって、料金もとっても安いです。
旅行前にAmazonで買い、設定方法を確認しておくこともできますし、分からないことがあれば、日本語で尋ねて解決しておくこともできます。
現地に着いてからは、ほとんどの海外プリペードSIMは挿すだけで自動でAPN設定もされて、すぐに使えるようになります。

方法③ 現地のフリーWi-Fiを利用する
現地のフリーWi-Fiを利用するのも、一つの方法です。
ホテルやカフェでフリーWi-Fiを利用することもできますし、国によっては、地下鉄の駅や観光地など、街中の人がたくさん集まる場所でもフリーWi-Fiが飛んでいます。

しかし、私も色んな国でフリーWi-Fiを使いましたが、基本的には混雑でつながりにくく、通信速度も遅いことが多いです。
また、セキュリティも脆弱なので、せっかくの海外旅行、ちょっとお金はかかりますが、可能ならレンタルWi-Fiなどを借りた方が安全です。

海外でスマホを安く使う方法② 【電話をかける】編
引き続きましては、海外でお得にスマホを使う方法の2つ目、海外で安く電話をかける方法を解説します。
海外から日本にかけるだけでなく、一緒に旅行に行ってる人とも連絡がとれます。
- LINEの音声通話やビデオ通話を使う
- LINE OutやLINE Outフリーを使う

方法① LINEで電話をかける
もうご存じと思いますが、データ通信ができるなら、何といっても、LINEの音声通話やビデオ通話が便利ですよね。
一緒に旅行に行っている人とも気軽に連絡も取れますし、日本にいる家族やお友だちとも無料で電話がかけられます。
LINEのデータ通信量の目安
音声通話 | ビデオ通話 | トーク |
1分で0.3MB (0.0003GB) |
1分で5.1MB (0.0051GB) |
1回で2KB (0.000002GB) |
日本国内なら、LINEはデータフリーで使い放題ですが、海外ではデータフリーは使えませんので、LINEでどれくらいのデータ量が消費されるか、不安に思う人もいるかも知れません。
しかし、上記の表の通り、LINEの音声通話なら、1GBのデータ量で約55時間、ビデオ通話で3時間、トークなら50万回もできる計算になるので安心です。

方法② LINE Outで電話をかける
LINE Outは、日本国内でも使って欲しい、とっても便利な通話方法です。
LINEの音声通話やビデオ通話は、LINEで友だちになっている人にしか電話ができませんが、LINE Outは、一般の固定電話や携帯電話に破格の料金で電話をかけることができます。
プラン | 固定電話(1分) | 携帯電話(1分) |
コールクレジット | 3円 | 14円 |
30日プラン | 2円 | 6円 |
LINE Outには2つの料金プランがあって、ご覧の通り、破格の通話料で海外から日本に電話をかけることができます。
海外旅行に行く場合は、30日プランの「固定と携帯60分」の390円を購入しておけば、海外にいても、1時間まで日本に電話をかけることができます。

あるいは、それほど電話をかけないだろうと思う人は、240円分のコールクレジットを買っておけば、有効期限が180日間もあるので、海外で使わなくても日本で十分に使えます。

また、LINE Outは、300万ヶ所以上の公共施設やお店に無料で電話がかけられたり、LINE Outフリーなら、20~30秒の動画広告を見ることで、1日5回まで、無料で固定電話や携帯に電話がかけられます。
関連記事
海外でスマホを安く使う方法③ 【電話を受ける】編
さて、この記事の最後になりますが、海外でお得にスマホを使う方法の3つ目、日本からの電話をお得に受ける方法を解説します。
ドコモ回線を使っている人は、海外で通話ができるとは言え、ご説明の通り、日本からの着信にも高い着信料がかかってしまいます。
また、LINEやLINE Outはとてもお得に電話をかけることができますが、発信専用なので、電話を受けることができません。

そこでおすすめするのが、私も利用している、楽天コミュニケーションズが提供する050アプリの「SMARTalk」です。

SMARTalkは基本料金が無料! 留守番電話も無料で海外での着信に最適!
050アプリとは、LINEと同じインターネット電話で、LINEと違うのは050の電話番号が持てて、発信だけではなく着信もできることです。
通話方法 | 通話料 | 通話先 |
LINE Out (コールクレジット) |
固定:3円 / 1分 携帯:14円 / 1分 |
固定電話・携帯電話 |
LINE Out (30日プラン) |
固定:2円 / 1分 携帯:6円 / 1分 |
固定電話・携帯電話 |
SMARTalk 050plus LaLa Call |
固定:8円/3分 携帯:16円 / 1分 |
固定電話・携帯電話 |
ご覧の通り、通話料はLINE Outの方が安いので、SMARTalkは着信用に使うのがお得です。

旅行前に050の電話番号を伝えておいて、直接、050の電話番号でかけてもらえば、まったくタダで電話が受けられます。
しかし、090や080の番号にかかってきた電話を、SMARTalkの050の電話番号に転送するように設定しておけば、20円/30秒の転送の通話料はかかりますが、手間なくお得に電話が受けられます。

また、電話に出れなかった時の留守番電話のメッセージを、メールに添付された音声データで無料で聞けるのも、とっても便利です。
SMARTalkは、設定をしておくことにより、着信があれば「着信通知」が、留守番電話が残された場合は「メッセージお預かり通知」がメールで届きます。
そして、「メッセージお預かり通知」のメールを開き、下の方にスクロールすると音声データが添付されているので、タップします。
すると、音声データが開くので、再生をタップすると、録音された留守番電話のメッセージを聞くことができます。


SMARTalkは、他の050アプリと違って、初期費用も月額料金もかかりませんので、本当にお得に使えます。
関連記事
LINEモバイルって海外で使えるの? 電話は?ネットは? 快適に使う方法、まとめ!
みなさま、お疲れさまでした。
さて、この記事では、LINEモバイルが海外で使えるのか、海外で快適にスマホを使う方法を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

それでは最後に、この記事のポイントをおさらいしておきます。
- LINEモバイルのSIMカードでは、海外ではデータ通信ができない
- 海外で通話ができるのは、LINEモバイルのドコモ回線だけ
- 海外でお得にデータ通信するなら、レンタルWi-Fiか海外プリペードSIMを使う
- 海外でお得に電話をかけるなら、LINEかLINE Outフリーを使う
- 海外でお得に電話を受けるなら、SMARTalkに転送する
これらの方法は、私が海外旅行の時に実際に使っている方法ですので、実証済みです。
以前、ドコモを使っていた時は、毎回、最低でも5,000円の通話料がかかっていましたが、LINEモバイルを使っている今は、海外旅行でもほぼタダで電話を使えていますし、ネットも快適に使っています。

ぜひ、参考にしていただき、LINEモバイルを使いながら、安心して海外旅行に行っていただければと思います。
そして、LINEモバイルで素晴らしいコミュニケーションを図っていただき、快適なスマホライフを送っていただければと思います。
最期までお読みくださいまして、有難うございました。
よろしくお願いいたします。
LINEモバイルはとっても素晴らしい格安SIMですよ!
ぜひ、LINEモバイルにお申し込みいただき、ご家族やお友だちと「LINEモバイルで Let's Communication!」なさって下さいね!

